独断と偏見による「フェイバリット・ギタリストの話」。第2弾は、この方!
スティーブ・ヴァイ。
そもそも「マイ・フェイバリット・ギタリストの話」というテーマを思いついたきっかけも、ブログに「新テーマを追加しよう」と考えていたのが彼の誕生日(6月6日)付近だったことで、第一弾もこの方になる予定だったんですよね…。
自分の好きなギタリストのことなら、つらつら書ける…と思い取組始めたのですが、あっさり行き詰ったのが、ギターの話を書くのか?ギタリストの人となりを書くのか、その作品の話を書くのか?また、それらについてデータベース的に客観的に書くのか?それとも自分なりの独断と偏見で書くのか?…という答えがでなかったこと。
で、1年経っても結論がでないので(苦笑)、「手当り次第、思いつくまま書く!」ことに決めてやって、前回のエリック・クラプトンの話の方が先に完成したという…。
さて。スティーブ・ヴァイ。実は…
昔は大嫌いなギタリストだったんです(苦笑)。高校生の頃に彼の出世作でもある「パッション&ウォーフェア」を友人から借りてきいたのですが…
あの壮大なギター・オーケストレーションにもテクニカルなプレイにもまったくときめかず…というか、むしろ「うるさい!ギター出しゃばりすぎッ!理解できん!」と思ってました。
ただ、当時の師匠が彼のシグネイチャー・モデルであるJEM-77FPを使っていて、その音がすごくきれいだったこと(とやたら派手だったこと)は印象に残っていて、演奏スタイルは嫌いでしたけど、楽器の発案者としてはすごいなって思っていました。
そんな僕が、フェイバリット・ギタリストとして彼の名前を挙げるようになったきっかけはアルバム作品ではなく(!)、その他種々の理由から僕自身がJEMを使用するようになったこと。
シグネイチャー・モデルって、そのギタリストへの憧れなどから手にするケースが大半だと思うのですが、僕の場合は当時ギターに求めていた仕様を備えていたのがJEMだった…という理由で入手しています。
(より厳密には、「勘違い」もあったのですが、それはまたの機会に…)
そこでようやく「この仕様のギターを生み出した張本人の作品をあらためて聴いてみよう!」」と思い、ようやく彼の凄さがわかりまして。
そこからは…もう加速度的にのめり込み、若かりし頃あれだけ嫌っていたギタリストの大ファンに…。
ライブも何度か見に行ったし…
ソロ・アルバムはほぼ全部持ってるし…
ライブ映像作品も買ったり…
サイド・プロジェクトやバンド・メンバーとして参加している作品群にも手をだし…
挙句には、ギターだけじゃなく、唯一こだわっているエフェクターであるワウ・ペダルも…
彼のシグネイチャー・モデル(の限定品)ときたもんだ(笑)。
明日は、彼の作品の中で一番好きなアルバムを紹介します。