こう暑いと、気持ちがなかなか読書に向かわないのですが…(苦笑)、読了した1冊から。
俳優・堺 雅人さんのエッセイ『文・堺 雅人』。
何を隠そう、大好きな日本の役者さんのひとり。三谷幸喜さんが脚本を手がけた大河ドラマ『新選組!』で山南敬助・役にいたく感銘したことがきっかけで、それ以降、全作品…とまではいきませんが、堺さんが出ておられるドラマや映画は結構観ている方だと思います。
さて。
こちらのエッセイは2005年~2009年まで『TVnavi』に寄稿していたエッセイをまとめたもので、この文庫化にあたっては更にインタビューや対談等を追加されているとのことです。
テレビや雑誌のインタビューで見聞きする堺さんのイメージそのままの、とても思慮深く穏やかながらも凛とした雰囲気を感じる1冊。
読み手のこちらも、この本を読んでいる間は、とても穏やかな気持ちになれました。
こういう雰囲気の本、好きです。
![]() |
文・堺雅人 (文春文庫)
702円
Amazon |