JEMシリーズの、デザイン上のトレード・マークといえる“モンキー・グリップ”。
塗装による視覚的なギミックなどではなく…
ご覧のとおり、しっかりボディを貫通しています。
でもって、グリップという名前のとおり…
こんなふうに持つことも、できます(^^;)。
その昔読んだ雑誌の記事の記憶なのですが…、このグリップは音響的にどう…という理由からつけたものではなく、スティーヴ・ヴァイ (今さらですが、JEMシリーズは、スティーヴ・ヴァイのシグネイチャー・モデル です)が“ステージ・アクション”を考慮してIbanezにリクエストしたものなのだそうです(ヴァイのライブには、3回ほど行っているのですが、確かにココを持ってブンブン振り回してましたので、たぶんこの理由で、間違いないと思います…)。
ちなみに僕自身は演奏中にココを持って振り回したことはないし「やりたい!」と思ったこともない(これ見よがしに、このグリップを持ってステージに上がったことはありますが…^^;)ので、実用的な面で「このグリップがあってよかった!」と思ったことはないのですが、ボディに“穴”があいてるエレキ・ギターなんてのは、そう滅多にあるものじゃないので、「ここいら界隈で持ってるのは、オレだけだぜッ!」的な、ひじょ~にコジンマリとした優越感(?)には浸れます。
強いて難点を挙げれば、「ホコリが溜まりやすい」ことかな(^^;)