ＺＯＯＭ　Ｈ４ｎには癖がある。
そして人はすぐにそれを忘れる。

まず、オケを作る大前提として、44.1khz 16bitWAVファイルで出力しておくこと。

１、ＭＴＲモードで新規PROJECTをあらかじめ多めにつくっておく
　『このとき、本体で変更した名前はＰＣでは見えずＮｏ．のまま視認できる場合がある』

２、新規PROJRCTに44.1khz 16bitWAVファイル（ステレオ）を保存
　（ＳＤカード直接でも、ＵＳＢストレージでもかまわない）

３、トラック１と２の２つで１つのステレオトラックにするイメージで。
　ジョグ押しメニューで「KARAOKE」をONにし、「FILE」を「２」で用意したファイルを選択。

　これで、トラック１・２がーチェン可能なステレオトラックになる。

４、メニュー→INPUTの設定でOVER WRITEの場合は、途中の任意のロケートから再録音可能
　└これは実に直感的で当たり前の動作なのだが、
　　
　※もしも「ALWAYS NEW」モードで録音をすると、RECを押すたびにロケート00:00:00に戻る。

　↑
　これが現場ではなかなか気がつけず、分かりにくくしているポイント！

５、ちなみに、MODE;MTRで、BOUNCEを行えば１トラックにバウンス可能。
　それから、OVER WRITEで録ったデータはナンバリングされて溜まっていき、トラックメニューの「FILE」で任意のデータを選択可能（いわゆるバーチャルトラック的な）。

６、KARAOKEモード下では、普段のEFFECTは使えない。よってボーカルコンプもLIMITTERも使えない。
　EFFECTやLIMITTERなどを使いたい場合は、キーチェンジのできないモノラル４トラックのＭＴＲとして使うことになる。

上記のような癖があるものの、ＰＣを持ち運んでいない状況下での手軽な録音にとても向いている。
あとはデザインとサイズを考慮にいれて、ワンサイズ下の廉価版も持っていたいところ。

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Ｈ４ｎの最大の不満は、
　【トラックをボタン１発でミュートにできない。】

　ジョグ押し→トラック選択→トラックメニューを出し、ボリュームを選択し０まで下げる作業。
　　または
　NONEファイルを選択。

　もう古い型で音質は悪く、スマートメディアで実用性低いものの、
　アナログフェーダーが付いてるｚｏｏｍ　ＰＳ－０４は見ているだけでわくわくする。
　使ったことはないけど、楽器屋でチラっと見たことはあると思う。
　ポケットに入って、いかにも使いやすそうでカッコイイデザイン。