*ラマンチャの男(Man of La Mancha) * | ミスター・ビーンのお気楽ブログ

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「ラ・マンチャの男(Man of La Mancha)」は、セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」をもとに、デイル・ワッサーマンの脚本、ミッチ・リイの音楽による1965年のブロードウェイ・ミュージカル。

1972年にMGM社によって映画化され、監督・製作はアーサー・ヒラー、製作総指揮はアルベルト・グリマルディ。「アラビアのロレンス」のピーター・オトゥールがセルバンテス/ドン・キホーテ役、イタリアの名女優、ソフィア・ローレンがアルドンサ/ドルシネア役を演じています。
日本では、1969年より市川染五郎(今の松本幸四郎)が主役を務め話題を呼びました。



≪あらすじと曲目≫
舞台は中世のスペイン。劇作家ミゲルデ・セルバンテスはカトリック教会を冒涜したという疑いで逮捕、投獄される。牢獄では盗賊や人殺しなど囚人たちがセルバンテスの所持品を身ぐるみはがそうとする。セルバンテスは、自分の脚本を守るため、「ドン・キホーテ」の物語を牢獄内で演じ、囚人たちを即興劇に巻き込んでいく。
ミュージカル・ナンバーとしては、タイトル曲『ラ・マンチャの男~われこそはドン・キホーテ(Man of La Mancha - I, Don Quixote)』、ドン・キホーテが宿屋の下働きかつ売春婦のアルドンサを高貴な姫と信じて歌う『ドルシネア(Dulcinea)』などが知られる。なかでも『見果てぬ夢(The Impossible Dream)』は、本作品のテーマとして、中盤でドン・キホーテが歌い、ラストでも大合唱によって繰り返される。なお2001年に全米で巡業された公演では、1966年に『見果てぬ夢』をヒットさせた(ビルボードのチャート35位まで上昇した)歌手ジャック・ジョーンズ自身がドン・キホーテ(ミゲルデ・セルバンテス)役を演じた。
(ウィキペディアより引用)



≪ラマンチャの男 Man of La Mancha≫

ラマンチャの男


1.The Impossible Dream 見果てぬ夢




1.The Impossible Dream 見果てぬ夢

ラマンチャの男


To dream the impossible dream
To fight the unbeatable foe
To bear with unbearable sorrow
To run where the brave dare not go
To right the unrightable wrong
To love pure and chaste from afar
To try when your arms are too weary
To reach the unreachable star


見果てぬ夢を夢み
敵(かな)わぬ敵と戦う
耐えがたき悲しみに耐え
勇者ですら怯(ひる)む場所へと向かう
糺(ただ)し難き不正を糺し
彼方より清く純潔なるものを愛する
両腕が萎え、疲れても諦めず
届かぬ星を目指す


This is my quest
To follow that star
No matter how hopeless
No matter how far


これぞ我が求めるもの
いかに望みは薄く
いかに遠くにあろうとも
あの星の後を追う


To fight for the right
Without question or pause
To be willing to march into Hell
For a heavenly cause


疑うこともなく、休むこともなく
正義のために戦う
神の定めとあらば
地獄へ向かうことも厭(いと)いはせぬ


And I know if I'll only be true
To this glorious quest
That my heart will lie peaceful and calm
When I'm laid to my rest


この栄光に満ちた探求に
忠実でありさえすれば
死の床に臥そうとも
わが心は乱れず、安らかなり


And the world will be better for this
That one man, scorned and covered with scars
Still strove with his last ounce of courage
To reach the unreachable star


さすれば、この世も良きものとなろう
蔑(さげす)まれ、満身創痍となりながら
最後の勇気をふりしぼり
男が一人、届かぬ星を目指したのだから



(ミスター・ビーン訳)

1972年映画版


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