「軽騎兵序曲」
スッペは、1819年ダルマチアに生まれ、1895年ウィーンで死去したオーストリアの作曲家。
30曲のオペレッタのほか、バレエ音楽など多数の舞台音楽を作曲しましたが、その大部分は忘れられ、この「軽騎兵序曲」のみが現代でも頻繁に演奏されています。
日本では、大正時代の浅草オペラでオペレッタが紹介され、「ボッカチオ」のアリエッタ「恋はやさし野辺の花よ」が田谷力三の愛唱歌となり、「ベアトリーチェ」は「ベアトリ姐ちゃん」とタイトルを変え、榎本健一(エノケン)の歌でヒットしました。
アンドレは、例によって派手な演出で、実際の軽騎兵を場内に登場させ観客の度肝を抜きます。
今日は、その他に2013年、フランツ・ヴェルザー=メスト(Franz Welser-Möst)指揮によるウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートのヴァージョンもアップしておきます。
ヴェルザー=メスト、見た感じでは穏やかでやや線の細い印象を受けますが、なかなかどうして、実にキレのいいまるで若い頃のカラヤンを彷彿とさせるような演奏を披露してくれます。この人、只者じゃないですね…ウィーン・フィルは金管の冴えが凄い!
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アンドレ・リュウ
2013年、ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサート(フランツ・ヴェルザー=メスト指揮)
おまけ(1)
オペレッタ「ボッカチオ」から
「恋はやさし、野辺の花よ(Hab ich nur deine Liebe)」
ローテンベルガー(ソプラノ)、ルドルフ・ショック(テノール)
おまけ(2)
ボカロ版(笑)
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