*Fit As A Fiddle(調子は上々)*スィンギング・イン・ザ・レインより | ミスター・ビーンのお気楽ブログ

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物語はハリウッドのチャイニーズ・シアターのプレミア試写会の場面から始まります。
次々と招待された映画スターが到着し、いよいよ無声映画の大スター、ドン・ロックウッド(ジーン・ケリー)とリナ・ラモントが登場。
マスコミは二人が恋人同士と報道し、確かにリナの方はドンにお熱ですが、ドンには全くその気はありません。

さて、インタビューでドンは竹馬の友であり俳優仲間のコズモ(ドナルド・オコーナー)を紹介し、二人で映画界にデビューするまでの来歴を語ります。
その回想場面で登場するのが

「調子は上々(Fit As a Fiddle)」

ジーン・ケリーとドナルド・オコーナーの息の合ったタップが見事!




試写会も無事終えて、パーティー会場に向かうドンとコズモですが、運悪く車がパンク!
ドンはファンに見つかってもみくちゃにされます。ドンはほうほうの体で逃げ出し、車の屋根からさらに市電の屋根に飛び乗り、若い娘が運転する車の助手席に飛び降ります。
娘の名前はキャシー(デビー・レイノルズ)。舞台女優の卵です。キャシーはドンを車でパーテイー会場まで送って行きますが、その車中で「舞台こそ本物の演劇であり、映画(当時は無声映画)はただの影絵だ」と言ってドンを怒らせます。