*開花宣言② -さくら横ちょう(中田喜直、別宮貞雄)-* | ミスター・ビーンのお気楽ブログ

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今日は、すごい風ですね台風

まさに、春の嵐!

ビルや高層マンションの下を歩くと、ビル風に吹き飛ばされそうになりました(笑)

今日も前回に引き続いて、咲き初めた桜に因んだ歌

「さくら横ちょう」

詩人かつ評論家の加藤周一の詩に中田喜直別宮貞雄の二人の作曲家が曲を付けています。

失われた昔の恋と、満開の桜。桜が華やかなだけに、かえって言い知れぬ寂しさが伝わってくる曲。

どちらも甲乙つけがたい名曲だと思います。





さくら横ちょう
春の宵 さくらが咲くと
花ばかり さくら横ちょう
想いだす 恋の昨日
君はもうここにいないと

ああ いつも 花の女王
ほほえんだ夢のふるさと
春の宵 さくらが咲くと
花ばかり さくら横ちょう

会い見るの時はなかろう
「その後どう」「しばらくねえ」と
言ったってはじまらないと
心得て花でも見よう
春の宵 さくらが咲くと
花ばかり さくら横ちょう




中田喜直(ソプラノ半田美和子)


別宮貞雄(ソプラノ鮫島有美子)