*中欧の旅(3)ーブダペスト②ー* | ミスター・ビーンのお気楽ブログ

ミスター・ビーンのお気楽ブログ

好きな音楽の話題を中心に、気の向くままに書いていきます。

英雄広場の見学後、バスはアンドラーシ大通りを引き返しドナウ川に架かる
鎖橋を渡って、ブダ地区に向かいます。

鎖橋はブダとペストを結んだ最初の橋であり、1840年代に架けられました。
現在では、10本の橋がブダとペストを結んでいます。


$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-鎖橋


バスが向かっているのは王宮を囲む城壁にある「漁夫の砦」
七つの円筒と円筒を結ぶ回廊から成り立つこの砦は、漁師達がこれを守って
いたことから「漁夫の砦」と名付けられました。
七つの円筒は遊牧民のテントを象徴しており、また建国当時の七つの部族を
象徴しています。


$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-漁夫の砦

$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-漁夫の砦


この砦からの対岸のペスト地区の眺望は素晴らしく、ブダペストのシンボル
である国会議事堂を望むことができます。

国会議事堂はバロックとネオゴシックが混じった独特の折衷様式の建物で、
中央のドームの高さは96m、これは建国の年896年にちなんでおり、内部は
バロック様式の装飾。691の部屋があります。


$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-国会議事堂

$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-国会議事堂


次に向かったのは「漁夫の砦」の近くにある「マーチャーシュ教会」
正式名は「聖処女教会」、歴代の王の戴冠式に使われた教会です。
13世紀半ば、ベーラ4世によりロマネスク様式で建設されましたが、15世紀
にはマーチャーシュ王が高い尖塔を付け加えます。その後オスマン朝軍によ
って占領されモスクに改装されましたが、ハプスブルク家の支配下に入ると
再び教会に戻り、バロック様式の装飾が施されます。
音響効果が素晴らしい教会で、パイプオルガンのコンサートも行われています。


$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-マーチューシャ教会

$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-マーチャーシュ教会

$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-マーチャーシュ教会

$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-マーチャーシュ教会

では、続きは次回に。



最後に、リスト交響詩「前奏曲(レ・プレリュード)」をウィーンフィルの演奏
で聴いてみましょう。