12月15日、ボーイスカウトのパーティーが、大津、京都市境の皆子山(みなごやま)登山で山岳遭難に陥ったというニュースがありました。

パーティー13人のうち、小中学生ら6人が本格的な登山は未経験だったとのこと。

専門家によると、現場の山中が初心者にとって難しいコースなのだそうです。

σ(^_^)ボーイスカウトは小学校3年からはじめて大学卒業するまでやって、その後隊長を10年務めました。

根本的に、今の活動はむかしに比べてトレーニングが少なく、スキルが低いです。
70年代、80年代は毎週日曜には活動をして、先輩から後輩へ遊びながらスキルが伝えられていました。
しかし、今は月に2回集まれればいいほうです。


さて今回の計画で一番考えなければいけないのは、”小学生がいる”ということ。
小学生がたとえいかに健脚だったとしても、そのご家族に心配をかけるような計画はダメです。

この小学生主体での計画にしないと。
だから、大人なら半日で歩けるくらいのコースにしないと。

それをワザと難しいコースにするなんて。
よほど「そなえよつねに」で、念には念を入れた計画をしないといけない。
今回どうも計画書も出てないようだし。

なぜ、今回のニュースにいきどおりを感じるかというと、自戒もあります。
自分でもけっこう危うい経験があります。
叱責もだいぶ受けました。


だから隊長になってからは、繰り返さないように、戒めてきました。

今回のリーダー、高校生には、これに懲りずに、一層の精進を期待したいと思います。