私自身から見た私は、繊細さと大雑把さを合わせ持つ乙女です
でも、息子達の前では、自分のウジウジしたところを隠して
「大丈夫だよ」
「なんとかなるよ」
「よかったね」
「うれしいね」
と、出来るだけ前向きな発言をするよう心がけていたので、息子達からは
「お母さんはポジティブやな〜」
と、言われています。
母は女優
四年前に夫が急逝した時も、すごく不安だったし悲しかったし大変だったけれど、私が不安がる姿を見せると息子達も余計に不安になると思って、前向きな言葉と態度で頑張りました
泣くのは、ベッドかお風呂の中だけ。
母は女優なのです
とは言え、あまり長くは泣けない体質みたいで、泣く→すぐ泣き止む→しばらくしたらまた泣く→またすぐ泣き止むの「短時間こまめ泣き」をしていました。
変わった泣き方
親戚に、30年前に旦那さん(当時50代)を亡くしたおばあさんが居るのですが、その人はいまだに文句を言っています。
「旦那が亡くなってすごく大変だった」
「勝手に死んでしまうなんて酷いと思った」
「周りは誰も私の気持ちをわかってくれなかった」
と、30年前から今まで。
えらい長いこと怒っています。
でも、おばあさんは、30年前の出来事をいつまでも怒り続けられるくらい、他に困った事や悲しい事が無かったんだと思うんです。
他に怒ることが無いから、いつまでも30年前のことにこだわっていられるんですよね。
それってすごく幸せなことだと思うんです。
旦那さんが亡くなっても生活に不安がないことに、もっと感謝したらいいのにな〜と思いながら、いつも話を聞いています。
世の中みんな、理由や程度は違うけれど、それぞれ辛い事や大変な事があって、みんな頑張っています。
人生を楽しく生きるには、自分の辛さを特別視しないことが大切なんだなとおばあさんから学びました。
「他山の石以て玉を攻むべし」です。
ちなみにこのおばあさん。
我が家の息子達が小さかった頃、週5日働いている私に向かって
「兄弟の子育ては難しいから・・・」とか
(↑おばあさんの子どもは一人)
「働きながら子育てをするのは大変だから・・・」
とか
(↑おばあさんは結婚当初から現在まで専業主婦)
自分が経験していない事を、私に一生懸命アドバイスしてきた強者です
心配してくれるお気持ちだけ、いただきました