連休中に秋の院展に行ってきた。今年はいつまでたっても「芸術の秋」の気分になれない天候で、出不精になっていたが、小学3年生の孫を連れて、久々に上野公園に。
「絵を見て、きれい、楽しい、気持ちよいでも、何でもかんじれば、いいね」と孫に。
会場に入ると,「わっ、大きい」が第一声。 確かに大作が並んでいる。
「こんな大きな画面いっぱいに細かく描く、その努力、エネルギ-がすごいよね」ふたりはあまり多くない鑑賞者の中で、大きな声で会話をしていた。
我々に笑顔を送ってきた小柄の老人が、「すごいよね」と孫に声を掛けた。
「動物の絵もあるよ。動物は好き?」ちょっとした交流。
2~3室展示室を移動し、またその老人にであった。
「この絵は、おじさんのお友達の絵だよ。どう?」
「うーん。」
「ここ見てごらん。amida raigou」とローマ字で絵の題名が書かれていたのを読んでくれた。孫はちんぷんかんぷん。「まだ難しいかな」 私は絵の中のアミダの立ち姿をまねて、腰をひねっていた。
その隣にダイナミックなとどろく海の絵があった。渦を巻く緑がかった黒い海、音が聞こえてきそう。渦の中に飲み込まれそう。こちらの絵は孫には分かりやすかったはようだ。
帰り道、一番印象に残った絵を訪ねると,「洗濯物が踊っている絵」。突風で物干しロープにしがみつくも、めちゃくちゃに動き回っている洗濯物の絵だった。ちょっとアニメっぽい感じで、やっぱり子供には受けるのだ。
芸術の秋を確かに二人は感じて帰ってきた。