連日、夕方4時過ぎると、孫娘と公園へ出かける。桜はすっかり緑に変身し、今はピンク色のつつじが華やかに咲き誇っている。 白いつつじは、つい最近まで硬いつぼみ状態で、これが満開になるころには、脚も治っていると言い聞かせていた。

ところが昨日は真っ白に咲き出していた。満開はもうじき。当然、孫の脚は石膏が取れず、いつ歩き出せるのか全く不明だ。

「白いつつじが咲いてるね。」と孫。
期待を裏切った負い目がある私。「おばあちゃんは嘘ついちゃったみたいだね。つつじは5月に満開になるとおもっていたのに。ごめんね。」

公園の中は、スズランやハナミズキが咲いている。この後は何の花が咲くのだろうか。脚の治癒の目標となる花がわからない。

ブランコにのせ、背中を押してやる。脚を曲げることができないので、自分で漕ぐことができないのだ。

小学生が走ってきて、隣のブランコにのり、元気に立ち漕ぎを始めた。孫は恨めしそうにその軌跡を見ている。

小学生のその女の子が、ブランコの大きな揺れを抑えて、「骨折したの?」と話しかけてきた。
「そう。」
「痛かったでしょう。かわいそうに。私も骨折したよ」話がはずむ。
彼女は今小学2年生。一年生の時、学童保育所で骨折。松葉杖をついて、学校へはすぐ通いだし、先生が時々おんぶしてくれた由。やはり義務教育だから、学校は怪我をしても登校を促し、サポート体制もできているようだ。一方保育園は義務ではないので、残念ながら特別扱いはされない。

孫は先週松葉杖を、クリニックで杖を用意してくれたようだが、絶対に嫌と拒否した。が、この小学生の体験を聞いて、杖を使って頑張ってみるといい始めた。
「はじめはなかなか歩けなかったけど、すぐに杖は使えるようになるよ」と励まされる。人なつこくて、親切な小学生だ。

彼女は完全に治るまでほぼ2か月かかったようだ。ということは、孫は5月いっぱい保育園を休ませることになるのか。長いな。
来年、学校へ入学したら、良い先輩に恵まれそうなのが、心強い。