こちらがほったらかしになってしまいました。


 昨年は震災以降原子力に関していいことが無いというか逆風が吹き荒れた1年でした。あれだけの事故を起こしてしまってはどうしようもないけど、問題ないをテレビで繰り返していた学者の皆さんは今のどんな心境なんでしょう。



 今年はわが社も福島中心に体制が代わり、大きな変動を迎えることになりそうです。今の職場も丸3年になるので、異動の可能性も高そう。どんな年になるのか見て行きたいと思っています。



 今年もこちらはそんなに書かないかもしれないけど、よろしくお願いいたします。

 先週事業仕訳の国会版が行われ、私の働く業界も対象になりました。自分のところは、もんじゅが議論されたくらいしか報道されていないけど、どうだったのかな。



 それより驚いたのが原子力安全基盤機構の役員構成。4人の理事のうち3人が経済産業省OBか現役出向。これまでは同一業界が半分までと決めていたはずだけど、公募という目くらましのやり方を導入して変わったのかな。この時期に原子力発電の安全性を検証する法人に役人を突っ込む経産省の姿勢は理解できない。



 公募というのが曲者で、条件がかなり厳しくて、役人に有利。公募になってから役人の役員就任が増えて来ているように思う。しかし、独立行政法人が、経産省役人法人になっていて本当にいいことなのかな。原子力が揉んだになっている時期にこんな対応しているから余計に信用されなくなるような気がしています。

 世田谷に続いて、目黒区でも発見。放射線に関する関心が強くなり、測定されるようになった影響が大きい。これからも古い線源が見つかることがまだまだあるんじゃないかな。




 昭和20年代から30年代初めは野放しに近い状態だったから核燃料物質ではない放射性同位元素は放置されていることが意外と多い。今回次々見つかっているのも福島原発事故で測定し始めたことによる。



 ラジウムは、温泉や岩盤浴で出てくる放射性物質なので、なんとなく安全なイメージがあるかもしれないけど、外部被ばくという観点ではセシウムもラジウムも影響は同じ。放射能の強さが同じなら影響は変わらない。



 福島原発事故で放射性物質が放出され、急激に関心が高まったけど、それ以前にも放射性物質は身の回りに存在した。特にマイナスイオンブームの時のマイナスイオンを発生する機器、塗装、壁紙などには天然のトリウムが混ぜられていたり、しこまれていたりするものが多かった。ラジウム岩盤浴でも普通に使うと年間1ミリシーベルトを超える被ばくの恐れがあるものもあったりするし、たまにニュースで出るけど、アクセサリーなどで蛍光や夜光のものには意外と放射性物質が使われていることもある。身の回りの測定してみると意外なところが線量がたかったりします。



 原爆や臨界事故みたいな急性被ばくだと人体への影響が分かっているけど、世田谷や目黒で見つかったみたいに低線量を長時間浴びた場合の人体への影響ははっきり分かっていないのも現実。