世田谷に続いて、目黒区でも発見。放射線に関する関心が強くなり、測定されるようになった影響が大きい。これからも古い線源が見つかることがまだまだあるんじゃないかな。
昭和20年代から30年代初めは野放しに近い状態だったから核燃料物質ではない放射性同位元素は放置されていることが意外と多い。今回次々見つかっているのも福島原発事故で測定し始めたことによる。
ラジウムは、温泉や岩盤浴で出てくる放射性物質なので、なんとなく安全なイメージがあるかもしれないけど、外部被ばくという観点ではセシウムもラジウムも影響は同じ。放射能の強さが同じなら影響は変わらない。
福島原発事故で放射性物質が放出され、急激に関心が高まったけど、それ以前にも放射性物質は身の回りに存在した。特にマイナスイオンブームの時のマイナスイオンを発生する機器、塗装、壁紙などには天然のトリウムが混ぜられていたり、しこまれていたりするものが多かった。ラジウム岩盤浴でも普通に使うと年間1ミリシーベルトを超える被ばくの恐れがあるものもあったりするし、たまにニュースで出るけど、アクセサリーなどで蛍光や夜光のものには意外と放射性物質が使われていることもある。身の回りの測定してみると意外なところが線量がたかったりします。
原爆や臨界事故みたいな急性被ばくだと人体への影響が分かっているけど、世田谷や目黒で見つかったみたいに低線量を長時間浴びた場合の人体への影響ははっきり分かっていないのも現実。