一見実行上の問題に見える心理的問題が時間、元気、機会がないなどのために確認作業ができないと言ったとき、疲れた人の思考や信念が影響していると癒す人が感じた場合は、実行上の問題について話し合う前に、関係している可能性がある思考や信念について話し合う。実行上の問題のためにこの確認作業ができるかどうかわからない、ということですね。仮に今、奇跡が起きてこの問題がすっかりなくなってしまったとしましょう。そうしたら、確認作業はどのくらいできそうですか？なにか邪魔になるものはありますか？ 邪魔になる思考はありますか？最後に癒す人は、癒す人自身の思考や信念が、疲れた人に対してホームワークをするようにしっかりと勧めることを妨げていないかを評価する必要がある。癒す人の典型的な思いこみには次のようなものがある。確認作業をやってこなかった原因を探索したら、疲れた人を傷つけてしまうだろう。たとえおだやかな調子でも確認作業に関する問題を直面化したら疲れた人は怒り出すだろう。確認作業について自己観察を勧めたら、疲れた人は侮辱されたと感じるだろう。
振る舞い方が優雅
仕事についてあれこれ考えたことは、「サマースクールに参加」側のリストに追加すべきものを反対側から検討することになる。次に、賢者は弱っている人が項目を評価できるように手助けする。ほぼ出尽くしたようですね。では、何らかの方法でこれらの項目に重み付けをしてみましょう。たとえば、それぞれの項目の重要さを点数で評価します。あるいは、最も重要な項目を○で囲むのでもよいのですが。どのやり方がいいですか？○で囲む方法です。「仕事」リストですけど、との項目が一番大切ですか？○をつけた項目を見て、どう思いますか？夏休みの間にできる仕事をうまく見つけられるかどうかが大きな問題だと思います。何かよい仕事をひとつ見つけたら、それだけ収入は増えるし、自分が生産的なことをしていると実感できるし、生活のペースを変えるのにちょうど良いでしょうから。ここで、仕事を探すための方法についてさらにちょっと時間を費やして話し合うのがよさそうですね。そのあと、我々はこのリストに立ち返って、依然としてその選択肢を選ぼうという気持ちが強いかどうか、確かめることとしましょう。