先月、長男がついに週5で学校に通い始めました。日本では年長さんにあたる6歳になる年(現、満5歳)オーストラリアで、プレスクールに入学したのです。
その間、色々と乗り越えるべき試練があり、ブログに手が回りませんでしたが、ようやく冬を終えて春を迎えています。越冬を支えてくたださった方々に感謝を!
そして、マイペースすぎですが、明けましておめでとうございます(遅)!
元旦に挨拶し損ねた方にも、旧正月当日に、あけおめメールを送信。1月15日に送るより、明るく旧正月に失礼します! おめでとう!のが、好感度高いと自分で自分に言い聞かせる。相手は、お友達ではないので、ちょい強引。
さて、先週の旧正月当日、子供たちを学校に送り届け、子供たちは父親と過ごすことになっていたので、夕飯後まで一人時間。なんとなく、なんとなく気が向いて、特に買う物もないのに地元の園芸屋さんにブラリと行ってみました。特に目的もなかったので、とりあえず一通り見て回り、馴染みの店員さんに挨拶した後に冗談っぽく「ないですよね?翡翠カズラ」と聞いてみたら、彼女がニヤリっと笑い、実はねぇ〜、ちょっとコッチにおいでおいで。と、もったいぶって連れて行ってくれたのは、カウンターの横の非販売エリア。
この町に引っ越し古民家を購入後、この園芸屋さんで、ありますか?って聞いてみてから早数年。取り寄せ予約をしてから入荷の連絡が来るまで、半年から1年ぐらい待ったと思います。そのタイミングで、お世話をする余裕がなかったので、泣く泣く見送りました。その後、入荷できない時期が長く続いたこともあったそうですが、なんと偶然入荷した物が、鉢に入ってそこにあったのです。
話は、去年のクリスマスに更にもう少し遡りますが、最近、私たちが住んでいる通りに越してきた新家族数組が、ストリートクリスマスパーティーを企画して、ウチのポストにも招待状を入れてくれました。
行ってみると、道の反対側に住んでいるドイツ系の方が、通りに建っている家々の歴史を示す本(この町の歴史!で、主にタウンホールや郵便局などを建てた大工さんの他に古い家々の情報もあり)我が家を建てた大工さんの名前が判明。そして築90年と不動産屋には聞いていたのですが、正確には100年を数年超えているらしいことが判明。
そしてこのドイツ系の女性のお隣に住んでいる、初老の元気溌溂なマダムに、「あなた私に日本語を教えなさい」と、ほぼ命令?されて、即席日本語レッスンをすることに。
「ペラペラなんでしょう?」「はい、そうですが、、。母国語を喋れるのと教えられるのは、違うと思う」とか言っても、「まあまあ、まあ、できるわよ!」と押し切られ、数日後、同パーティーに来ていた、ポルトガル語と英語を操る名前だけ聞いたら、うちの子の何倍も日本人らしいのに、ほぼ日本語能力ゼロの日経ブラシル人とマダムが我が家へ。
にわか勉強(私が即席先生として)のレッスンは無事に成功し、ホッとして彼らを見送った際、なんと我が母屋の築アンティーク(製造から100年を超えた品をアンティーク、30年超えがビンテージ)の正面階段の一段が、日経ブラジル人青年とともに落下。彼は長身で骨太。引き締まった身体の重さは私の3倍ぐらいあるかも。幸い擦り傷だけで済んだものの、1メートル強ぐらいの高さから上下の段に挟まれて地面まで腐り落ちた段と共に落下してしまったのです。階段は閉鎖。真剣にリノベーションしなくては!!と思い知らされました。
ところが、「よし!では」と、直ぐに言えない理由の一つは、このアンティークハウス、本当に大規模な修理を予定していて、リノベ中は退去が必要なのです。つまり改装が、それなりに終わるまで、別に住む場所が必要。
隣近所には同じような築年数の家が並んでおり、4つ隣の家族が、しばし(半年ぐらい?)キャンピングバンを庭に設置して、そこに住みながら改装しているのを横目で見ていました。私だけなら、私も同じ道を行くのですが、ヤンチャ盛りの年子を抱え、まだ二人を連れてキャンプ場で泊まったこともないのに、ハードルが高すぎます。
そこで、ずっと庭の隅に建っている、おそらくこれもアンテークなガレージを寝泊まりできるように改装できないかと、ずっと考えていました。部分的にシロアリのダメージもあり、一時は、いっそ木材として売ってしまおうか?とか、ともかく半年ほど乗り切れれば良いから簡素に。と思っていたのですが、いや、やっぱりずっと憧れ、恋しく思っている、湯船を最小サイズででも入れて、日本式の玄関をつけて、将来的には貸し出しも可能なプライベートスタジオにしよう!? 素敵すぎる!! スタジオ名は当然”Jade Vine ”と妄想したのは3日前。まあでも、あまり急激に盛り上がりすぎないようにと自粛していた矢先、不意に目の前に現れた、この鉢植え。
あなたなら買いますか?
私の脳裏には、すぐに、まだ這わせる場所が整備されていないことと、そして子供の養育権裁判がいまだに終わっていないことが頭をよぎりました。でも、もうその瞬間に私は買うと決めていたと思います。
第2子を出産後、勢いがついて止められない山の下り道を、どうにかこうにか乗り切ってなんとか生きて下山を果たし、ここから先は、自分でも行き先を少し選べるぐらいのスピードになってきた。
「今はリノベーションじゃなくて、限りある子供との時間を楽しんだら?」とのアドバイスも受けていましたが、これが終わったら、これが過ぎ去ったらと、大きめなことは先延ばしにし続けていました。この鉢植えを買うということは私にとって、「なんとか乗り切らなくては」ではなく、「こうしたい」に歩む方向をハッキリ変えた象徴的なことでもあったと思います。
久しぶりに投稿できた嬉しさで、長文になりましたが、
そんな訳で、私の車の後部座席には突然、日本円にして7千円ほどの今まで購入した中で一番高価な植物が。。。。
そして、どうも帰宅後に急いで栽培方法を再確認したところ、シンプルに地植えでの冬越しは不可能そうだということが判明。
マイルドトロピカル気候に建つ、隙間風でカーテンが揺れる古民家のテーブルで、身体は残暑で、脳には越冬に想いを馳せて汗をかきながら、座っていたのでした。



