ラルザ (・・・何だ?橋の向こう側が騒がしい)
(何かあったのか?)
(まさか・・・)
ティナ 「兄さん?」
ラルザ (まさか、父さんは・・・)
(考えすぎ・・・か?)
ティナ 「兄さんっ!」
ラルザ 「ん?」
「あぁ・・・どうした?」
ティナ 「どうしたも、何もさっきから呼んでるのに」
ラルザ 「ご、ごめん」
「ちょっと考え事してた・・・」
ティナ 「ふぅん・・・」
ラルザ 「で、何かあったのか?」
ティナ 「あの、前~のほうから歩いてくる人さ」
ラルザ 「ん?」
ティナ 「あの人、けっこうかっこいいなぁ~なんて♪」
ラルザ 「おいおい、何言って・・・る・・・」
「!?」
ティナ 「に、兄さん・・・?」
ラルザ 「あれは・・・」
(昔、城にある書物で読んだことがある)
(俺の記憶に間違いがなければ、アイツは・・・)
ティナ 「兄さん・・・てば?」
ラルザ 「・・・レスティーナ」
「ヤツと目を合わせるな・・・」
ティナ 「え?」
ラルザ 「いいから、言うとおりにするんだ」
ティナ 「う、うん」
ラルザ (何故、アイツがここに・・・?)
・・・・・・・・・・
??? 「君たち、ちょっとすまん」
ラルザ 「はい?」
??? 「ジャパンに行くには、この橋でいいのかな?」
ラルザ 「ええ、まだしばらく続きますが、このまま進めばジャパンです」
??? 「そうか、助かった」
「ありがとう」
ラルザ 「いえ、どういたしまして」
??? 「・・・・・」
ラルザ 「それじゃ、僕たちはこれで・・・」
??? 「もう一つ尋ねたいのだが」
ラルザ 「何か?」
??? 「名は何と言うのか?」
ラルザ 「・・・・・・」
「"ルシファー"・・・」
??? 「ほぅ・・・?」
「"明けの明星"・・・か」
「これは、何とも珍しい名前だな」
ラルザ 「・・・どういたしまして」
??? 「色々すまなかったな」
ラルザ 「それでは・・・」
・・・・・・・・・・
ラルザ 「ふぅ」
ティナ 「ねえ・・・あの人知ってる人?」
ラルザ 「あぁ、記憶が正しければ」
「アイツは、魔王クライン=カイザー」
ティナ 「え!?」
ラルザ 「一応、偽名を使ったからバレてはいないと思うけど」
(でも、橋の向こうから来たということは・・・、まさか・・・)
「レスティーナ、急ぐぞ」
to be continued...