とあるオデブの備忘帳 -29ページ目

とあるオデブの備忘帳

単なる個人的な備忘帳です。

こんにちわ、JACKです。

 

今回は、

私が今ハマっているWEB小説

異世界料理道について、

熱く語っていきます。

 

私がWEB小説を知ったのは

ちょっと前で、2chのまとめで

WEB小説の存在を知って

 

 

セミプロみたいな人から

素人までがいろんな小説を書いて

公開しているサイトがあって

 

無料で駄作~良作まで読み放題

という事でした。

 

 

私は気になったので、

さっそく調べて

小説家になろうという

サイトを見つけました。

 

小説家になろう↓

http://syosetu.com/

 

 

ここのランキングから、

少し面白そうな

小説を探してみたところ

 

あらすじで面白そうでも

どうも、世界に入り込めない

ものが多く

 

ジャンル的にはSFが大半なので、

異世界に行こうが、転生しようが

私はあまり気にならないのですが、

 

異世界に行ってしまう理由付け

あまりにも甘い作品や

異世界に放り込まれた人間が

 

都合よく貴族に拾われたり

神や女神に会ったり、

ゲームベースの世界に行ったり

というのが、受け付けられなくて

 

(いわいる俺TEEEやハーレム物は

私の趣向的に論外なので、

あらすじ時点ではじいています。)

 

 

ランキング上位の作品や

評判のいい作品でも、

 

序盤で読み続けるのが

しんどくなって

挫折というパターンが多かった中

 

 

この異世界料理道に出会いました。

 

 

主人公は、親子で経営する

大衆料理店の息子で

 

地上げ屋からの嫌がらせ

と思われる放火から

事故に会います。

 

父親の大事な料理包丁を取りに

火事現場に飛び込み、

鉄筋に押しつぶされる間際で

異世界に飛ばされます。

 

 

そして、異世界の森に飛ばされて

「ギバ」というイノシシ風の

獣に襲われ、その「ギバ」を

捕まえる落とし穴に嵌り出られなくなって

 

落とし穴を仕掛けた女狩人

「アイ=ファ」に会います。

 

そして、助けられた主人公は

アイ=ファの家で料理を振舞われ

 

普通に不味かったところから

主人公の料理人としての

物語は進んでいきます。

 

こんな導入部でした。

 

 

 

私が今まで読んだ小説と違い

物語に入り込めた要因

と思われる部分を

箇条書きにしてみますと。、

 

1.主人公が基本弱い、

 

特に狩人の森である「森部の民」の中では

下手をすれば女性にも

劣る程度の腕力しか有していない

 

他作品のように「実は強い設定」

 

基本弱いが

スキルで最強とかはありません。

 

ネタばれになりますが

物語内では、

普通に拉致されますし

 

ヒロインの危機にも、

悪役に力で抵抗することが叶わず

NTR的な展開までに発展します。

 

それも、あっさりと。

 

それくらいに、戦闘力は無く。

あるのは、

本当に旧世界(日本)の

料理の知識のみです。

 

 

 

2.主人公が、暮らす

「森部の民」の将来を決定しない。

 

 

主人公はあくまで、一料理人で

森部の氏族の行く末を決定するのは

あくまで「族長」や「家長」で

 

主人公は、族長や家長に対して

アドバイス程度しかしませんし、

できません。

 

 

 

3.納得できる理由付け

 

 

主人公や、

周りの人間が取る行動に

はっきりとした理由付け

がなされていて

 

食材に関しても

高い理由、安い理由

 

主人公の行商の賃金計算から

人件費や諸経費まで

事細かに設定がなされていて

 

計算式まで公表する徹底っぷりで、

単に「~が買えるほどの利益を得た」

だけの表現で済まさない姿勢に

好感が持てました。

 

 

もちろん事象においてもそれは同じです。

 

 

例えば、冒頭の最初の晩餐が

不味いという事象の理由

 

狩人はギバの牙とツノで

わずかな賃金しか手に出来ません。

 

わずかな賃金では

ギバ1頭で数日分しか

野菜類を買えず

 

要らない調味料を

購入するほどの余裕がないので

調味料と呼ばれるものは

塩しか買わない。

 

 

また、山菜や果実はギバが食うので

(山の食料が少なくなればギバは

麓の田畑をより荒らすようになるため)

採取は貴族に禁じられ

 

 

また、森部の人たちは

80年ほど前に異国から避難してきた

移民であり、蛮族的な狩人であるが故

 

城下町の人たちとの

交流ももたないので

おいしく肉や野菜を食べる為の

知識を持たず。

 

また、おいしい物を食べる

という事に

 

価値を見出していない

という事もあり

 

 

狩ったギバは血抜きもされず、

野菜と塩を鍋に放り込むだけ、

という粗末な食べ物が一般的なので

 

飯が普通に不味いのです。

 

 

 

4.異世界である。

 

 

 

結構見落とされがちな

ことなのですが、

異世界であるのに、

 

例えば、素材は元の世界と

同じ名称、形、特性で存在したり

 

気候条件は

日本やヨーロッパと同等だったり

 

生物にしても、

普通に日本でも見られる

元の世界の生き物がいたりとか、

 

僕の中では異世界なのに、

異世界感が無くなる要素に

そういった事の蓄積があるのです。

 

少しなら、まぁ我慢できますが、

例えば、ある有名な異世界転移物の

料理小説では、

 

料理を作れと言われて

やれジャガイモやネギや醬油や

いろんなものが最初から

普通に用意されてたのが

 

 

最高に違和感バリバリ

醤油やらみりんやらあれば、

「別段料理人やのうても

おいしいもん作れるやん」

 

 

と思ってしまってからは、

もうそれ以上その作品は

読めませんでした。

 

 

結構有名な作品らしかったのですがねw

 

 

その点この作品は

 

料理の素材をとっても、

一つ一つの名称が違う

のは当たり前で

 

モデルになってる

素材があるのは

すぐ分かるのですが、

 

その特性が大なり小なり

変更されたりしてます

全く未知の食材

出てきたりもします。

 

 

また、気候も暦の呼び方も

民族によって

風習や宗教が違ったり

 

完全にオリジナルで異世界である

というのが

 

さりげなくアピールされている点が

他作品と圧倒的に違うと思います。

 

 

 

 

5.群像

 

 

この作品の大きなテーマは

料理ではあるのですが

 

もう一つ

大きな要素になってるのが

 

登場人物の人間関係で

 

料理がきっかけで、

主人公に対立するもの

賛同するもの、

利用しようとするものを作り

 

筆者は主人公に

解決の糸口を見つけ出させ

 

問題の解決につなげたり

更なる事件に繋げたりする、

各勢力の動き

焦点が置かれてたりします。

 

 

例えば、森部の集落でも

賛同する小さな家族があったり

容認する大きな家族があったり

反対する大きな一族があったり

 

高潔な森部の民において

犯罪に手を染めてしまった一族

がいたり

 

 

決して森部でも意見や行動が

一枚岩ではないという点が、

結構ほかの作品にはない

大きな魅力と思います。

 

他作品には確かに

味方内部でも

主人公に反対する勢力

も描かれたりしますが

 

中立や容認の立場を取る勢力

まで描かれることは

結構稀と思います。

 

 

特に貴族と森部の

政治的衝突時には

ずっと動かなかった

貴族のトップ=城主が

 

森部の優勢が

決定的になってから

表れて勝ち馬に

しれっと乗って

 

 

後に悪びれもせず、

 

 

「正義や悪

(明らかに貴族は

不正を働いていたのに)

 

ではなく強いほうに

味方するつもりだったよ。」

 

と城主に言わせた

筆者には感服しました。

 

.

 

 

とまぁ、

この作品の魅力を挙げれば

きりがないのでこの辺で。

 

現在も小説連載中なので

ぜひチェックしてください。

以上です。