公開ミニミニシアター、クリスマスの屈辱・・・
ジャック「また今年もこの日が来たな・・・・」
フレディ「そーだな、年一回のけしからん日だ!」
ジャック「今年も正義のために巷に溢れて浮かれている愚かなカップルどもに正義の鉄槌を全力で下すのだー!」
フレデイ「おー!!」
ジャック「おい、見て見ろ! 公衆の目もはばからず、破廉恥なことをしているぞ! きっとホテルに行くに違いない!」
フレディ「おそらくオートサロンという大業中なのに会社で仕事のために取ったホテルに彼氏ではない違う男を連れ込む手はずに
違いない! 断固阻止しなくてはならんぞ!」
フレディ「あーどうも・・・これはこれは失礼しました! あら、先日の女性とはこれまた違う方で・・・いやはやおモテになりますなー、はははははー」
男「へ? 何言ってんですか? あんた誰ですか!?」
女「ちょっと! それどういうこと!? 誰といたのよ! きいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
男「知らん! 全然身に覚えがない! 誤解・・」
ベチーン☆
男「ひでぶっ!」
男「待ってくれー! 誤解だー!!」
フレディ「くぷぷぷっっっ・・・見た? 今の見た? バチーンだって・・・くぷぷぷぷぷ・・・」
ジャック「天罰だよな、ネロの命日にイチャイチャしている奴が悪いんだからな。。。。ぷっ。。。」
エレナ「いい加減になさい! あなたたちは毎年毎年同じことばかりしていて!」
フレディ「なんだよ、また説教かよ! 俺たちはなぁ、正義のためクリスマスの秩序のために心を鬼にして本当はこんなことはしたくないのにみんなのためにやっているんだよ!」
エレナ「嘘おっしゃい! さっき、くぷぷぷぷって笑っていたでしょ!」
フレデイ「笑っていたのではない! 泣いていたのだ。ネロの命日、チャップリンの命日である今日というこの日を心から悲しみ、
喪に服していたのである!」
ジャック「だぁ~っ、とにかく、ここはエレナ姫様、落ち着いてくださいよ!」
エレナ「良いですか、そもそもクリスマスというのは・・・・」
フレデイ「お説教が始まっちゃったぞ! どーすんだよ!」
ジャック「んなこと言ったって・・・」
エレナ「ちゃんと聞いていますか!」
フレデイ・ジャック「はーい・・・・・・」
フレデイ「おい、どーすんだよ! さっさと逃げないと楽しみ・・・じゃなくて天誅が下せないぞ!」
エレナ「では二人共、今、どんな話をしていたか説明ししてみて。」
フレディ「えーと・・・おばあちゃんちとか言って毎回社長を彼氏の家に送迎させるのはいけないとかなんとか・・・」
エレナ「そんな話はしていません! 何を聞いていたんですか!」
ジャック「人の厚意を嘘言って悪用しちゃいけないよね。。。バレてなかったと思っているのがすごい」
エレナ「では今日はこのまま二人共朝までお説教です! イイですね!」
ジャック・フレデイ「きーてねーし! ちょっと待ってくれよー!!」
女フレデイ「あの二人には悪夢のイヴになっちゃったわね・・うふっ♪ 素敵な悪夢をあなたたちに・・・」
フレディ「今宵、お前たちの夢の中にお邪魔するぜ! 素敵な悪夢をお前たちに。。。メリークルシミマス。。。そしてお前たちに
この歌をささげてやる。。。」