ひょうたん3つ -9ページ目

ひょうたん3つ

★☆★☆★☆★ 






2016年の夏から左胸の激痛。


肋間神経痛かと思って市販のロキソニンで痛みをしのいでいた。



2018年10月半ばから少しずつ左手足が麻痺してくる。


2019年1月末に初めて病院へ。検査づけでなかなか結果が出なかった。



生検と造影剤入りCTやMRIで病名が判明、原発は肺腺癌、脳と副腎に転移。ステージは4。



脳腫瘍は3月末から10回放射線をあてる。



5月初旬に抗がん剤3種類を初点滴。



8月カルボプラチン4回目の点滴終了。



寛解はせず必ず再発するタイプの癌で、これからは再発か体力がなくなるまで基本3週間に一度2種類の抗がん剤を点滴していく予定。



脳腫瘍がほぼ消えたら「わぁ!歩ける!手も使える!」みたくなるのかと思ってたけど、そういうものではないらしい⬇️




今までのことをブログに書いたら果てしなく長くなりそうなので


ツイッターに数回載せた分をコピペしました。







.








2月8日に母が亡くなりました。



2階から階段を降りられなくなってから早かった。

去年の11月に妹が実家を訪ねてくれて

市役所に何度も行って色々な手続きをしてくれて

最後は訪問看護の医師やケアしてくれる看護師さんが来てくれたり

1階の部屋に介護ベッドも置けたりして

だいぶ楽になった矢先のことでした。



先生の話では、思いのほか衰弱してるので

施設を探すよりも自宅看取りにしたほうがいいのではないかということで

そんな急な話なのかと妹と二人でショックをうけましたが

もう話しかけてもたまにしか返事もしない状態だったし
食事で起き上がるのもしんどそうだったし



亡くなる二日前に
来てくれた看護師さんに
「申し訳ないです、ありがとうございます、助かりました」とずっと言っていて

わたしの「よかったね、大丈夫?」の問いにも

「うん、ありがたいねぇ。大丈夫よ。あなたは大丈夫?」と意味の繋がる返事をしてくれて

その日は眠れないみたいで、ずっと何かを話していました。



8日は訪問看護の日で、お医者さんも来てくれる日で

妹も車でこっちに向かってる途中で

わたしは母の口内を専用スポンジで綺麗にして

15分後にもう一度母のベッドに行ったらもう息をしていませんでした。



わたしはもうずっと左胸の激痛が続いていて

ロキソニンでしのいでる状態だったので

最後までちゃんとした介護が出来ず

認知症の正しいケアも出来ず後悔ばかりです。



愛情深く自分よりも父や子供たち優先で

なのに変にドライなところもあったり

不思議な母でした。



たくさん迷惑をかけたこと

ちっとも親孝行が出来なかったこと

謝っても謝り足りません。



7月半ばに引っ越して

築50年以上の実家からまた出ました。

祖父が知り合いの大工さんに頼んで建ててもらった家もすっかり老朽化してしまって

お正月やお盆に親戚が集まったり
色々な思い出も遠い昔のことになりました。



認知症はあったけどまだ元気だったころ

下に降りてきて

「暇じゃない? 私の部屋で録画してある相棒でも観ない?」と何回か誘ってくれて。

パソコンをいじってたので「暇じゃないよ。わたしも相棒が好きだから、録画した分はもう全部(自分の部屋のテレビで)観ちゃったから大丈夫」と断ってしまった。

観ればよかった。一緒に。
時間は永遠じゃないのに。



あれもこれも

ひとつひとつ全部謝りたい。



.

 

 

 

 

第六感とか直感とか虫の知らせとかよく聞くあれ

 

「そのときの直感に従って正解でした!」とか

 

「あれは虫の知らせだったんだなと思いました」とか

 

そういうのがわたしには全然ないなーと思っていたけど

 

そういえば一度だけあった。唐突に思い出した。

 

 

 

遠い昔、28才のころ

 

長女が7才、次女が3才のときだったと思う。

 

夏休みに元旦那の妹の元旦那(ややこしいwww当時は両方とも現旦那)の会社の保養所?別荘?的なところに行った。

 

 

 

屋内プールがあって、みんなで泳ぎに。

 

横長なとても広い屋内プールで

 

プールはふたつあって、その真ん中のデッキチェアでわたしひとりが休んでいて

 

奥のほうのプールでみんなは遊んでいた。

 

 

 

のどかな風景で何の異変もなく

 

元旦那、義妹、義母、義妹の元旦那、子どもたち3人とうちの娘たち2人が

 

プールの中でビーチボールを投げたり泳いだり

 

めいめいが好き勝手に遊んでいた。

 

 

 

わたしは近視なのでハッキリとみんなのそれぞれが見えたわけではなく

 

わたしももう少しやすんだらまた泳ぎに行こうと考えていた。あと10分ぐらいしたら・・・・

 

その直後

 

まだ泳ぐつもりもなかったし、プールで遊ぶみんなに変わった様子もなかったのに

 

なぜかわたしはすぐに立ち上がって、プールのほうに少し急ぎ足で歩いて行った。

 

 

 

誰かがわたしに気づいて「また泳ぐー?」とか何とか楽しそうに聞いて

 

わたしも返事しようともっと近づいてプールサイドに着いて

 

水の中をふと見たら

 

次女が仰向けに、プールの底に沈んでいて

 

覗いたわたしと目が合った。(ように見えた)

 

 

 

わたしは叫び声を上げてプールに飛び込み、次女を引き上げようとした。

 

子供用の浅いプールだったけど、プールの中の鉄のハシゴに足が絡まって自力で上がれなかったらしく

 

わたしも足をはずすのに少し手間取った。

 

 

 

なんで誰も気づかなかったの

 

水の底でもがく様子もなくユラユラしてたのを見ると

 

溺れてからだいぶ時間がたってるに違いない

 

ああもう駄目なのかもしれない

 

さっきまでちゃんとに浮き輪に入ってたのにどうして取っちゃったの

 

そんなことをグルグルと考えながら必死で足をはずしてプールサイドにあげた。

 

 

 

飛び込んだわたしを見たみんながやっと事態に気づいて大騒ぎで

 

幸い次女は咳を沢山しつつも無事で

 

特にその後調子が悪くなることもなく事なきを得た。

 

 

 

全然気がつかなくて本当にごめんねとみんなが言って

 

「そのえちゃん、あんな遠くからよく気付いたね?」と言われて

 

そういえば本当にどうしてあのときプールのほうに行ったのか

 

「あら?次女の姿が見えない」とは全然そのときは思ってなかったのに。

 

 

 

次女もこのことはよく覚えていて

 

大人になってから

 

「普通に自分で顔つけて潜って、さて上がろうと思ったら足がひっかかっててw

 

なんとかはずそうとしてたら余計に沈んでいっちゃって、なんかスローモーションのようで

 

ああ苦しい・・・と思ったら目の前が真っ暗になってきて

 

次の瞬間にオカ(わたし)が引き上げてくれたんだよ」

 

もう少し遅かったらもう駄目だったね、と話していた

 

 

 

あとから思い出したときのほうが怖くて怖くて

 

あの虫の知らせがなかったらと思うと恐怖でぞっとする。