第六感とか直感とか虫の知らせとかよく聞くあれ
「そのときの直感に従って正解でした!」とか
「あれは虫の知らせだったんだなと思いました」とか
そういうのがわたしには全然ないなーと思っていたけど
そういえば一度だけあった。唐突に思い出した。
遠い昔、28才のころ
長女が7才、次女が3才のときだったと思う。
夏休みに元旦那の妹の元旦那(ややこしいwww当時は両方とも現旦那)の会社の保養所?別荘?的なところに行った。
屋内プールがあって、みんなで泳ぎに。
横長なとても広い屋内プールで
プールはふたつあって、その真ん中のデッキチェアでわたしひとりが休んでいて
奥のほうのプールでみんなは遊んでいた。
のどかな風景で何の異変もなく
元旦那、義妹、義母、義妹の元旦那、子どもたち3人とうちの娘たち2人が
プールの中でビーチボールを投げたり泳いだり
めいめいが好き勝手に遊んでいた。
わたしは近視なのでハッキリとみんなのそれぞれが見えたわけではなく
わたしももう少しやすんだらまた泳ぎに行こうと考えていた。あと10分ぐらいしたら・・・・
その直後
まだ泳ぐつもりもなかったし、プールで遊ぶみんなに変わった様子もなかったのに
なぜかわたしはすぐに立ち上がって、プールのほうに少し急ぎ足で歩いて行った。
誰かがわたしに気づいて「また泳ぐー?」とか何とか楽しそうに聞いて
わたしも返事しようともっと近づいてプールサイドに着いて
水の中をふと見たら
次女が仰向けに、プールの底に沈んでいて
覗いたわたしと目が合った。(ように見えた)
わたしは叫び声を上げてプールに飛び込み、次女を引き上げようとした。
子供用の浅いプールだったけど、プールの中の鉄のハシゴに足が絡まって自力で上がれなかったらしく
わたしも足をはずすのに少し手間取った。
なんで誰も気づかなかったの
水の底でもがく様子もなくユラユラしてたのを見ると
溺れてからだいぶ時間がたってるに違いない
ああもう駄目なのかもしれない
さっきまでちゃんとに浮き輪に入ってたのにどうして取っちゃったの
そんなことをグルグルと考えながら必死で足をはずしてプールサイドにあげた。
飛び込んだわたしを見たみんながやっと事態に気づいて大騒ぎで
幸い次女は咳を沢山しつつも無事で
特にその後調子が悪くなることもなく事なきを得た。
全然気がつかなくて本当にごめんねとみんなが言って
「そのえちゃん、あんな遠くからよく気付いたね?」と言われて
そういえば本当にどうしてあのときプールのほうに行ったのか
「あら?次女の姿が見えない」とは全然そのときは思ってなかったのに。
次女もこのことはよく覚えていて
大人になってから
「普通に自分で顔つけて潜って、さて上がろうと思ったら足がひっかかっててw
なんとかはずそうとしてたら余計に沈んでいっちゃって、なんかスローモーションのようで
ああ苦しい・・・と思ったら目の前が真っ暗になってきて
次の瞬間にオカ(わたし)が引き上げてくれたんだよ」
もう少し遅かったらもう駄目だったね、と話していた
あとから思い出したときのほうが怖くて怖くて
あの虫の知らせがなかったらと思うと恐怖でぞっとする。