情報番組で浅草の映像が流れていた。

暑い中、中学生が修学旅行に来ていた。

そうか、そんな季節だなあ。

ふと、自分の中学の修学旅行はどんなだっけと思い出そうとした。

楽しかったかどうか?思い出せない。

とりあえず浅草には行っていない。

東京ディズニーランドはまだ開園していなかった。

たぶん、日光には行った。

たぶん、皇居周辺も行った。

ホテルでは中華料理を食べたと思う。

写真に残っているからそうなのだと思う。

写真に残っていなくてもはっきり覚えていることはある。

神宮球場で阪神VSヤクルト戦を観戦したことだ。

ヤクルト側の席に座らされ、ヤクルトの選手の似顔絵が描かれたうちわを配布され、荒木君(荒木大輔氏)の写真がプリントされたTシャツをもらった。

試合内容とか勝敗は全く覚えていない。

ヤクルトファンでもないのにヤクルトを応援しなければならない理不尽さは覚えている。

一番の思い出は荒木君のTシャツだ。

当時の荒木君の人気はものすごかった。

ハンカチ王子なんてもんじゃなかった。

私は全くファンではなかったが、そのTシャツを愛用した。

なぜなら荒木君のTシャツはとても優秀だった。

ぴったりフィットし、丈夫で伸びなかった。

もちろん普段着として着ていたのだが、家族にそれは恥ずかしいからもう着るのやめた方がいいと言われるまで着ていた。

私の修学旅行の思い出は荒木君のTシャツだ。