さて、今夜だけは茶々丸に会うためにいったん帰省。
明日また東京へ戻ってくる。

今週の火曜日には御徒町にある沖縄料理のお店「和海(なごみ)」へ行ってきた。
このお店、実はBEGINの上地等さんのプロデュースだそうで、土曜日の一五一会Night@下北沢アレイホールで共演させてもらうBorn ti Cafta(ボーン・チ・カフタ)の迎里計(むかえさと・けい)さんが生演奏で出演しているというので顔合わせも兼ねてだった。

計さんの三線と唄は、すっごく魅力的だった。
一五一会でも演奏してくれた。
あぁ、これぞ本物。

いろんな音楽性が一堂に会する一五一会Night、本当に楽しみ!

土曜日は下北沢アレイホールへ!
みなさんおはようございます。

今、東京です。

火曜日から今日まで、今週末の「一五一会Night」に向けて、共演してくださる那須仁さんとがっつりリハーサルしてます。
わたしのオリジナル曲に那須さんのリードとコーラス。
那須さんの曲を2人で。



なんとか元気になれて、リハーサルに集中できて本当に良かった。

立ち直るきっかけになったのは二つ。


一つは、やっぱりここまで落ち込んでしまったらもうダメだ、と「降参」して、お医者さんに行ってとりあえず「悪い考え」にばかりこだわってしまう傾向を和らげる薬をもらったこと。
お医者さんは「そんな量じゃ効くわけがない」と言うのでもしかしたらある種の「プラシーボ」でしかないのかもしれないけれど、少なくとも「じっとしているだけで悪い考えが浮かんでくる」というのからは解放されたみたい。


もう一つ。

「月曜日に続く」と何日か前の日記に書いたけれど、その日わたしの母校である静岡大学で、授業、というかトーク&ライブをやってきました。

今回は、いつの間にか密かに?用意していたアンプを使って、よく聞こえる音で演奏できたのが良かった。

肝心の(笑)授業内容も、今までとは違った切り口でわたしなりの「トランスジェンダー」を伝えることができてよかった。
「わたしはぱっと見どちらに見えるでしょう?」という質問に、大半の学生さんが「女」と書いてくれたのが、実はちょっとうれしかったりして。
でも、「話を聞いてどう思いましたか」という質問には「どちらでもないと思う」と書いてくれて。
それはわたし自身が「最近は男女どちらでもないと感じています」と言ったからなんだけど、

わたしは「性別にとらわれる」ことから抜け出し始めたのかもしれません。

そういえば、該当する人がぱっと思いつかないので定着していないけれど「インタージェンダー」という言葉も、誰かが作って言っていたっけ。
わたしは、それでなくてもわかりにくくて人から受け入れられないのに、更にまるで「一人っきりのカテゴリー」に属するのは嫌だ、と思っていたけれど、
ふと思えばいちばん的確に表しているのかもしれないな、という気もします。
わたしは「A-セクシュアル」とか「X-ジェンダー」とかいうのとも違うし。(かつてはそうだったかも。でも今はもう、ね)


んで。


そんなわけでかなりふっきれてきたので、土曜日のステージは万全な状態で臨めそうです。

もちろん、いくら落ち込んでも楽器弾いたり歌ったり練習したり作曲したり、ということは全く欠かさずにやってきたけれど、メンタルコンディションも大切なわけで。


土曜日、下北沢、背筋を伸ばして歌い、一五一会を弾くわたしをぜひみなさん、見に来てください!
演奏そのものも、ふだんはなかなか聴けない内容ですよ♪