かれこれ2ヶ月以上前の北海道登山(汗)
9月6日、7日の登山でした。
旭岳登山道入り口

通常はここからロープウェイに乗るようですが、
我々はもちろんノーロープウェイ(笑)
仲間が登山開始から5歩進まないうちに、
くるぶしくらいまでぬかるみにはまりいきなりテンションダウンしてました(笑)
北海道の山は本州の山にプラス1000mした標高で考えるようにいわれるとおり、
木道には霜が。ここで標高1500m前後だったと思います。
傾斜のある木道の霜に3人とも苦戦。
注意していても滑りました(汗)
9月上旬ですでに紅葉。
僕の紅葉シーズンは9月初旬から11月中旬の現在も現在進行形(笑)
旭岳が活火山だなんて来るまで知らなかった~

姿見の池と旭岳
雪が降った形跡のある登山道を3人で登る
旭岳の影を撮ったのかな

雲海の上に平野がある、見慣れぬ光景がある北海道
旭岳山頂に到着
長い長い大雪山縦走の序章です
北海道は山からの景色も雄大だ~
ジャック上陸

白雲岳

北海道でもカップヌードル

白雲岳避難小屋のテント場
ハイシーズンは過ぎたよう
白雲岳避難小屋
大雪山では、管理人さんがいる避難小屋はここともう1ヶ所だけ。
山小屋はありません。
ここの避難小屋を含め、避難小屋はトイレットペーパーを各自持ち帰るタイプ。
基本的に穴があいているだけのトイレでしたが、それほど破壊力はありませんでした(笑)
北海道の短い夏の間だけでは設備費、整備費をかけてもペイできないんでしょうね
目的地ははるか彼方。縦走距離45キロ♪
次に目指すは忠別岳
リスのお食事あと
広大さと距離感は写真では伝わらないんだよな~
美ヶ原や霧ケ峰を何倍も広大にした感じ
上の写真からだんだん離れて
だいぶ歩いて

忠別岳が近づいてきました

忠別沼
煮沸すれば飲めますが・・・
今晩のお宿である忠別岳避難小屋まではまだ結構な距離が
白雲岳の管理人さんが教えてくれ・・・
男3人でしたが緊張しました。
避難小屋はただでさえ雰囲気があるので。
すでに下山したとの情報は正しかったようでひと安心。
「忠別岳避難小屋近辺に係る不審者情報」でググると詳細が。
忠別岳避難小屋

トイレ

避難小屋近くの水場で山ごはん
食べ物のにおいがヒグマを寄せ付けるんじゃないかとビビっちゃう小心者です(笑)
水場です。全体をとおして、水場は沼か、流れのないに等しい川。

大雪山の水場は基本、要煮沸。
キツネに寄生するエキノコックス対策です。
仲間のひとりはお医者様なのでいうことにも説得力があります。
正直、水はざらみ、ざつみがありまずかったです。
普段、何気なく飲んでいる水ですが、意外と味わって飲んでいるということを実感。
ちなみに、45キロの縦走路では水、食料はすべて自給自足。
山小屋は無く、あるのは避難小屋が3ヶ所。
避難小屋内には、ペットボトルも、自動販売機も、水場(蛇口、天水)もありません。
忠別避難小屋では、水を煮沸して、翌日の朝食、翌日の山行のために水を準備するという、
初めてする作業がありました。
ど真ん中にち~さくエゾシカが
朝の忠別岳のシルエット
ツキノワさんにさえ出くわしたことさえなかったんだけど・・・
普段、冗談ばかり言っている陽気な山仲間が、
ただならぬ雰囲気で、
「クマ!!、クマ!!、クマ!!」とささやき・・・
仲間の視線の先に目を向けると・・・
10メートルほど先にヒグマさんが・・・
めちゃくちゃ緊張しましたが、
クマさんはこちらに気が付き、逃げるように去っていきました。
確実にこちらを認識していました(汗)
遠巻きにヒグマを見たいと思っていましたが、
まさか、あんな至近距離ででくわすとわ・・・
山と高原地図では「ヒグマ注意」の文字がそこかしこに書かれているので、
当然、登山中にクマの話題も上がっており、
万が一、出くわした場合、
「絶対に背中を見せて走らない。急な動きをしない」と3人で確認してあったのに・・・
今回の山行で基本先頭を務めていたお医者様。
走って逃げていった後ろ姿。
その華麗な後ろ姿を忘れることは無いでしょう(笑)

目と鼻のさきの化雲岳はスル~
水が体に合わなかったのか・・・、お腹がやばかった・・・・
あぶないあぶない。マジでやばかった・・・
ヒサゴ沼避難小屋
色合い的にバイオハザードに出てきそう(笑)
昔はちょこちょこゲームもしてました。
ヒサゴ沼
ヒサゴ沼から稜線にでるまではマークが無くてわかりづらかった~
ナキウサギ可愛かったな~
なきうさぎに顔をほころばせる仲間(お医者様じゃない方)も可愛かった(笑)
シマリス
多分、日本庭園
綺麗だったな~
正直、ロックガーデンがどこかよくわかりませんでしたが、多分この辺でしょう。
北沼
今回の北海道登山で登る山、登るルートは僕の希望でした。
登山を始めた頃に、トムラウシ山遭難事故調査報告書を読み、
夏とはいえ荒天時の山はすさまじいことになるということを学びました。
トムラウシ山の事故は、7月にも関わらず、何人もの方が低体温症で亡くなりました。
事故の現場をいつかこの目で見て、肌に感じて、亡くなられた方々の追悼の登山をしたいと前から思っていました。
だいぶ先になるだろうと思っていたけれど、思っていたより早く実現した追悼登山。
吹きっさらしの地形で、濡れた体にもろに雨風の直撃をうけるという、
壮絶で、すさまじい修羅場であっただろう北沼。
何人もの方が北沼で亡くなられています。
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
本当に感慨深いな~

トムラウシ山山頂から登山口までは結構長くて3人ともバテ気味でした。
仲間が撮ってくれた写真
ジャック設置のメイキング(笑)
観光ですら訪れたことが無かった北海道。
登山を始めた4年前には、まさか北海道の山に登るようになるなんて想像すらできませんでした。
家から1000km以上離れたところにある登山口にたどり着くまでの仲間と協力しての段取り
1泊2日で口にするのは自分の持つ食料と水
水場の水は煮沸が必要で
宿泊は無人の避難小屋
4年前には想像すらしていなかったことを淡々とこなしている自分。
知らず知らずのうちに成長しているんだな~と実感することができた北海道登山でした。
来年も北海道登山に行きたいな~
