山善は工作機械・産業システム・機械工具などの生産財関連事業や
住宅設備機器・ホームライフ用品などの消費財関連事業を主軸とする
東証一部上場の商社。
この山善が、先日、
職業病による腰痛に悩む人のための、
労働による腰の負担を軽減する腰痛対策スーツと、
腰痛対策サポーターの取り扱いを開始したという
ニュースが発表されました。
職業病による腰痛は、業務上疾病の半数以上、
約55%を占めるというデータがあり、
早急な対策が求められているそうです。
腰痛対策スーツの商品名は、
その名も「マッスルスーツ」。
背中に空気を圧縮する装置を背負い、
その装置に腕と太腿へとつながる
補助装置が接続されています。
手足の部分は、人工筋肉の役割を果たしてくれるので、
荷物など重い物を中腰で持ち上げる作業をするときの、
腰の負担を1/3程度に軽減してくれるそうですよ。
一方、腰痛対策サポーターの商品名は
「ラクニエ(rakunie)」。
こちらも、背中から手へ足へと一体型になった
補助ベルトを装着する仕様ですが、
装置は付属しておらず、
腰痛ベルトの強化版といった感じの見た目です。
前屈した時の背面の弾性材の張力を利用して、
腰への負担を軽減してくれるサポーターで、
脊柱起立筋の負担を約14%、大腿二頭筋への負担を約10%
減少させたという結果が出ています。
農業や介護など、腰への負担が
大きい仕事をする人には、嬉しいニュースですね。
