昨日の続きです
山師の方も、空師の方もそうなんですが
林業もしくは木に携わる職業の方は
ロープやワイヤーワークが大変優れておられます。
色んな場面で役に立ちそうな気がするものばかりです。
しかし、カッコいい…
除伐後のなんですが、光とがたくさん入るようになりました。
切り株はこんな感じで、楠特有の香りがあたりを漂っていました。
ロープ、ワイヤーワークは本当にスゴイです。
山深くでの仕事となれば機械などを使用して簡単にできることは少ないと思います。
基本、人力作業で牽引道具などを用いて
運びます。
私も経験しました、ウィンチが入って来るまでの間、斜面を手で竹や雑木を引っ張りあげていましたが腕はもちろん全身が悲鳴をあげました(笑)
山の中でも街中でも除伐をする際、
伐倒方向が重要となります。
山の中では他の木に引っ掛かって掛かり木
になり危険な処理をしなくてはならなくなり、街中では構造物の破損させてしまったりと。
山師、空師の方は木の重心、枝振りをみて伐倒方向を決めます。
周りに何もなく広いところであれば気にせず伐倒できます。
しかし、先に書いたように広いところばかりではありません。
ロープ、ワイヤーワークのスゴさを発揮ですね。
数枚載せましたが下にはすぐに神社の境内さらに下には民家があります。
一言「ここに落とすから」
安全である場所に見事に伐り落とされてました。
単に落とすのではなく別の木に牽引道具で
一本ワイヤーを掛け、もうひとつ別の木にさらにワイヤーを掛ける、そして空師がロープの長さを調整し、振り子のように下に落ちきる前に斜面の狙った所へ落としていくんですね。
この時重たいもので300キロ以上の伐った幹が加速して振り落ちるんですがロープの強度の把握はもちろん、何より外れないロープの結び方。
惚れ惚れします。
これも職人芸の一つですね。
動画を一つ、吊り伐りではありませんが伐り落としの動画です。
(°∀°)クー!