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葬儀屋の本音と建前とその他

少しでも有益な情報をお伝えできるといいと思っています。

※ このブログでの情報は明記しない限り、東京近郊での一般的な情報となります。葬儀習慣は地域によってかなりの違いがありますのでご注意ください ※


私事でバタバタしており、いよいよネタにも煮詰まってきました。



給料もあがらないなあ、そういや。

昨日の台風、個人的には大して被害がありませんでした。よかったあ。



暦としては夏も終わり、秋となっております。



とはいえあまり涼しくならず、暑いままですな。
(昨日なんて猛暑日って!)




しかしさすがに、セミはいなくなりました。




私、実はセミが苦手でして…



というか、地面に落ちたセミが怖いんです。



アレって死んでないことがあって、突然


「ビビビビッ!」


って暴れるじゃないですか。






アレが怖いんです。







この記事、翌日に公開日を設定して9/8に書いております。




今現在(9月8日の18時)、都内は雨すら降っていません。

これから台風が来るということで、慌てて帰宅中です。




今回も、台風にぶち当たる日のお葬式を担当してなくて良かった・・・




あとは、自宅および周辺に被害が出ないよう祈るのみです。

お葬式が終わり、ご出棺。
火葬場へ移動します。



火葬が終わると、お骨上げです。
遺骨を引き取ることになります。



その、お骨を入れるお骨壷ですが、サイズや仕様は場所によってかなり異なります。




関東で一般的なのは「7寸」というサイズの骨壷。


7寸(約21cm)なのは直径です。その骨壷が、さらに桐の箱に入り、さらに写真のような覆いをかぶせます。


そうなると、全体はかなり大きくなります。
そして、目立ちます。



身近なものだと、炊飯器ぐらいでしょうか。
重たいので両手で抱えないといけません。



火葬場からの移動は通常、貸切のマイクロバスなどを使いますので目立っても問題はありませんが・・・問題はその後。




田舎に遺骨を持っていくなど、長距離の移動の時は、目立って困る、ということもあります。





さて、そんなお悩みの皆さんにご紹介するのがこちら!




遺骨を箱ごとすっぽり入れられるバッグです。



見た目もお骨には見えなくなります。











昨今「おひとりさま」は珍しくなくなりました。




昭和ヒトケタから20年代くらいまでの方、


よく私たちのお客様になる世代(80〜100歳)のかたは、結婚しておられないかた、お子様のいないかたはかなり珍しい印象です。



なので、お葬式をする側(つまり、喪主になる方)もほぼ必ずおられます。




ところが、その現在の喪主世代(50〜70くらいかな?)となると、途端に未婚のかたが増えてきます。




今はまだ、いいんですけど。



このままおひとりさまが増えたら、お葬式はますます縮小していくことでしょう。



お葬式は


第一には、亡くなった人の為にするもの。

なんですが

第二には、残された人たちの今後のおつきあいの為にするもの。

だと思います。



もう、第二の目的はかなり薄れてきております。


その結果が、「家族葬」です。



しかし、今後家族すら減ってきたら。




「直葬」などと呼ばれる、火葬のみの葬儀が普通になるのかもしれません。