遠藤淳也のレコーディング日記 -125ページ目

遠藤淳也のレコーディング日記

仕事の様子を中心に日常の出来事等をお届け。


ギターをモニター提供して頂いている新潟のあぽろんさんから

このギターを送ってもらったのはもう数ヶ月前でしょうか。







Nashguitars USA T-72TL


所謂Thinlineタイプです。




激シブ君です。

今まで送ってもらったギターの中では

1番気に入りました。

正直返したくない!!




ネック裏の大胆なエイジング処理は

今や大味に感じますがw

手触り、弾き心地は大好きです。

太めでガッチリしたグリップ感も好み。




このNash Thinline最大の売りは

fenderオリジナルには無いローズ指板でしょう。
(極少数存在しているという話は聞きますが、まだ見たこと無いです)

僕はローズ派なので
(実際には良く弾くギターは何故かメイプルですが)

オリジナルの唯一気に入らないところを

Nashでは選択肢があるので嬉しい限りですね。





そしてこのギターで最も感心したのが

アッセンブリーの使い勝手です。

トーンを絞った時に使える音の幅が広いというか、

良い感じに上が切れてくれるんです。

これが非常に良い感じでして

積極的にトーンを触りたくなります。

このfenderタイプのハムバッカーは

gibsonと違ってかなりメタリックですから

トーンの効きはとても重要だと思うんですよね。


そして


ボリュームにはハイパスコンデンサー(っていうの?)

が入ってます。


これが異常に音のバリエーションを増やしてくれます!


例えばクランチ気味のrockな太い音から

ボリュームを絞ると

シングルコイルタイプの

オーソドックスな

クリーンテレキャスターサウンドに

なったり。


例えばリード用の良く歪んだ音から

少し絞ってバッキング用の

スッキリした音にしたり。


誤解を恐れずに言うと




レスポールとテレキャスターを

ボリュームで行き来することが出来る





こんな感じがします。

レスポールのボリュームにハイパス付けるのとは

やっぱりちょっと違う個性なんじゃないでしょうか。

レスポールにハイパス付けて絞っても

テレキャスのクリーンにはならないと思うんですよね。

だってレスポールですもんねww



実際にバンドやセッション等で

何でも(いろんなジャンル)

弾いちゃうような人には

この多彩な音色は

とても便利なギターだなと思いますよ。


Thinlineだから軽いし


僕、オッサンだから重いギターを

長い時間もってられないですw

持っていて疲れないギターって

普段働いて疲れ易いオッサンには

1番大事なポイントですよ!w

真面目な話、

ギターを弾いてる時間が変わってきます。

ギター買うけど

なかなか弾かないって人はw

軽いギターを試してみてください。

こういうThinlineみたいなのを

リビングに転がしておくと

意外とポロポロ弾くもんですよ。


そして

Lollarのピックアップの特性だと思いますが、

新品のギターのハイエンドのジャリジャリ?ぱさぱさ?

する嫌な感じがあまり気にならないのも良いです。

他のLollarが載っているNashを弾いても思うので

メーカーのカラーなんでしょうかね。

実際にハウり辛いと思います。

まぁ、ちょっと地味という印象に取られる方もいるかもですが。

僕はギリギリのところにうまく落とし込んでるなと

感心してます。

ギターを使う人が作ったピックアップって印象が

あって好きなメーカーです。
(実際に使うかどうかわかりませんがw)

NashオーダーのLollarらしいので

単体で売ってるのは違うのかもしれませんけど。



さて、そんな素敵なNash Thinlineですが、

オリジナルとはどう違うのかと思いまして。






たまたま僕、

fender thinline 74年製を持ってるんで

比較してみました。


弦のゲージが違うのでその分の根本的な音像の太さが

違うので、あまり当てにならないことを先に言っておきますけどねwww

脳内変換しながら比べてみました。


僕の印象だと

Nashはやはり重心が低いですね。

ローズ指板とlollarのまとまりの良さ、落ち着きを感じます。

実際にバンドで使うにはこちらの方が使い易そうな音に感じます。

上記の通り、アッセンブリーをパパッと触って

理想の音に近づくスピードも速いですし。


方やfenderは


ああ、やっぱりfenderの音だよね、


これがfenderだよねって当たり前なんだけどw



そういう思いが込み上げる音なんですねこれが。


トーンがフルだとかなり暴れます。

同時に枯れてる感もあるのが不思議ですが、

トーンの設定はNashに比べると難しく感じます。


じゃじゃ馬を乗りこなす、じゃないけど、

使い手次第でどちらにも転ぶギターというか。


それでも通常のシングルコイルのテレキャスやシンラインよりは

扱い易いと思いますけどね。



というように


同じタイプでも微妙に違うのが楽器の面白いところですよね。

どちらも個性があって優劣付けられないです。


逆に言うと


まぁ割とvintageに近いギターと
(70年代はvintageじゃないとか言われちゃいますかね)

優劣付け辛いポテンシャルというのが

僕が感じたNash Thinlineの評価です。
(vintageとは違った良さがあるという意味)

流石、

工房で働く全員がギター弾きと言われるメーカーなだけあります。



皆さんにも是非試して頂きたいですね。






少なくとも、





アメブロで知り合いになりました、





らんでぃさんは買わないとダメでしょう、これ。






あとseckyさんが弾いてるところを見てみたい。





そういうイメージのギターですwww





おしまい。