さて後編です。

二日目はしまなみ海道を自転車で走ります！

知ってますか？しまなみ海道。

四国から本州まで島と島を結ぶ道路のことで

瀬戸内海を一望しながら自転車で渡ることができる

サイクリンガー憧れの道路なんですよ！

ただ全長80キロほどあるので初心者には少し辛いかも。

山道も結構ありますし。

スタート地点はタオルで有名な愛媛県今治市から

ゴールは、坂で有名な広島県尾道市です

自転車貸し出しもあります。

数ある自転車の中から選んだのはこの黄緑色のクロスバイク。さっそく「哀愁の中本二号」と命名しました。ちなみに一号は東京にある愛チャリです。

いやもう！

ほんともう！

瀬戸内海の壮大なこと！！

橋も島と島を結んでるぐらいだから長いし！

遠くにみえる島々の影も幻想的だし！

心はめちゃくちゃノリノリです！

きてよかった！心からそう思いました。

いやほんと！

これまじで！

ここ数年で味わったことのない心の開放感でしたよ！

心の扉全開ですよ！

蝶番ごと取っ払ってドアはずしちゃった勢いです！

ただこの3ヶ月後にとんでもない失恋がまってるなんて

思いもしませんでしたけど笑

様々な景色に感動して、たくさんの橋を渡って、

気付いたらゴール間近までやってきました。

最後は自動車や自転車を乗せられる往復運行のフェリーにのって尾道到着です。

ルートはこんな感じ。

梅雨入りも遅れてたし。ほんとタイミングよかった。

また走りたいな

そのあとは各駅列車で岡山までいき、

駅前の観光センターで格安ホテルを紹介してもらい一泊。

僕、自分がこんなに行動力があったなんて知らなかったです笑

3日目は岡山から各駅列車で京都に行き、

京都観光してきました！

実は中学の京都修学旅行を風邪で休んだため

初めてなんです。京都。

京都の観光って電車よりも主にバスがメインなんですね。

東京観光では電車が主流なので少し戸惑いをおぼえました。

さて地方のバスといえば後払い。

ワンマン電車の時もそうだったんですが

後払いってどうも苦手なんですよね。

さあまずは清水寺にいきました！

参拝料を払っていざ写真を・・！

と思ったら

清水寺改修工事中で布がすっぽり・・

参拝料返してほしいです笑

そのあとやってきたのは渡月橋です

桂川にかかる圧巻で芸術的なその橋は心に訴えかかってくるものがありました

これこそ和の景色であり、長い年月愛されて続けてきた趣きのある世界観がありました。

これは少し陽が傾き始めた祇園の川原です。

水に反射した光の色気がすごい。

このあとバス停でバスをまっていたら

日本語のまったくわからない韓国人の親子が話しかけてきて、道を聞いてきたんです。

どうやらホテルの場所を知りたいらしく

もっているスマホを見せてきました。

だけど僕も地理に詳しくないし、

そのホテルの場所が書いてある地名が全部アルファベットで読みにくくてわかりづらいし

しかもそれ電車の駅名らしく、バスで行く書き方を書いてないんです。

日本語もまったく通じないし。

どうしようと思ってたんですが

国は違えど今は同じ旅人同士、なんとか力になってあげようと

僕もスマホを駆使してめちゃくちゃがんばりました。

結局20分ぐらいこの親子と（っていうか娘さん）色々調べていたら

どうやら京都駅から歩いて15分ぐらいにホテルがあることがわかりました。

なんとかお互い知ってる数少ない英語とジェスチャーで、京都駅まで一緒に行こうということになりました。

なんとなく記念に撮っちゃいました笑

右側に座っているの2人組が韓国人の親子。

主に左に座ってる女性とやりとりしてました。

交渉は全て娘にまかせていたのか、お母さん最後まで一言も声をだしませんでした

住所はわかっていたので地図アプリで検索して

京都駅から一緒に歩いてホテルまで案内しました。

韓国語が話せたらどんなによかっただろう。

心からそう思いました。

別れ際に「プレゼント」といってくれたのは

彼女がカバンにしまっていた食べ物でした。

右のスイーツは娘さん用で

左のさきいかはお母さんがあとで食べる用だったんだろうなと勝手に決めつけました。

さて、この日の夜は京都タワー下の銭湯に入って

結構出費していたので節約のためにネットカフェに泊まり一夜を過ごしました。

冷房効きすぎてて身体が震えてやばかったんですが

なんとそこの店は味噌汁飲み放題だったので飲みまくって身体をあたためました。

次の日は京都駅から東京まで各駅列車で乗り換えしつつゆっくり帰ってきました。

この旅は僕の閉じられた扉をこじ開けてくれました。

いったことのない地で、色々考え、味わい、想定外なことがおきて、解決して、

すごくすごーく勉強になった旅でした。

そんなわけで僕の一人旅日記でした

長くなってしまってすみません。

最後まで見てくださって本当にありがとうございました。

1人旅パート2