人に媚びないということはなんて難しいのだろう
どんな仕事でも最低限の人との関わりがあり
波風を立てないために
時には自分の意にそぐわない意見を
愛想笑いで返してみたり。


人見知りというものも掘り返してみたら、
相手にいいように思われたいという感情からきているのだと思う。


しかし僕は僕だけの意見があって
他人の目や心など気にせずに
自分の信じた行動をしたいのに。と思う。


ただそれには少なからず責任が伴ってくる
それは時に、好き勝手な行動をした代償として自分自身に降りかかってくる。


果たしてその代償に耐えられる強い心が
僕にあるのかと問われたら、正直自信はない。


そして好き勝手をした結果
相手に不快な思いをさせてしまったとして
そんな権利が自分にはあるのかと問われたら当然ないと答えるだろう。



そんなことをモヤモヤと考えていた真夜中の0時。


気づけば僕は外に出て
自転車をガムシャラに漕いでいた。
夜の冷たい風がビュンビュンと頬をきる。
星はでていないけれど曇ってもいない。
人もまだらで走りやすい。
頭がだんだんクリアになっていく。
夜に走るとなぜこんなにも心が安らぐのだろう。




せっかく外にでたので写真を一枚だけパシャリ




分かりづらいけれど薄暗い踏切。
光も弱くなんとか地面を照らしている程度。
だけどそれが今日の僕には心地良くて
踏切の真ん中で大きく深呼吸。
肺に澄んだ夜の空気が入ってくるのを感じる。


また明日から頑張ろう。
そう思えることができたことに上出来だと自分で思った。








磯辺焼き