いやーー、もう、いい天気!

やっと春がきましたね

サム・ガーリーな僕としては待ちに待った季節の到来です!

やっと乗れる。そう、自転車に乗れる!

冬の間はチマチマと、しみったれた時間を乗っている程度でしたが

久しぶりにながーく漕いでやる。そう思いサイクリングしてきました。

身を縮こませないって、いいね!











ほんと気持ちのいいお天気。

雲も心なしかのびのびと空を漂っています。

草木ものっびのび。







こういう道は車が通らなくて走りやすくていいんですよね。

ここには昔川が流れていて、その上に道を作って歩道にしたってところでしょう。

この下にはまだ川が流れていて暗渠(あんきょ)となっていると思います。





そうそう、数日前に打ったワクチン接種ですが、

数日間は打った場所がかなり痛かったのですが熱は出ずにすみました。

3回目モデルナは接種量が少なめなのでこれぐらいですんだのかもしれないですね。








やはり天に向かってそそり立つ鉄塔には魅力を感じます。

悠然と立つその姿勢から揺るがない自信を感じませんか?

「誰の挑戦でもうける!」とでも言いたげな。

そしてバックには雄大に広がる青い空と白い雲。

これはたまんない。








ドデーーーーン!






こんなに浮かれた感じで漕いでますけど、

それでもふとした瞬間に数年前のでかい失恋を思い出したりします。

あの頃はほんとにきつかったなぁ・・・・。

睡眠時間も体調も心も全てがズタズタでした。

動くとバリバリと痛むストレス神経痛と、さらに唾液の味の変化。

このままじゃまずいと本気で思いました。



結局ですね、あの時受けた心の傷は大きなカサブタとなって残っています。

あの日以来身体の細胞が入れ替わってしまった感じ。説明むずかしいけど。

もちろん今はもうあの頃のような苦しさはありません。

ただ喪失感はありますね、居心地のいい職場も放棄してますからね。

とにかく自分が感じたことは

失恋って人生経験値がすごーく上がるけど、身体にものすごく悪いって思いました笑






さて、つい思い出にひたってしまいました。

中本漕ぎまーす!









ゆずりました。








ドデーーーーン!










ガス・・・タァーーンク!!







ちょっとバカみたいですね笑












いやー、調子いいですよ。

これはもうどこまででもいけそうだ。

もうこのままピリオドの向こうへいこう。

僕は風になるんだ。

そんなことを思っていた時

それは起こりました。




ガシャン!

ゴロゴロ!

キキーーーッ!!









ズキュウウウゥゥゥーーーン!







とれました・・。

根本からゴッソリと。

急にどうした、って感じです。

ただシンプルに取れました。

直す工具などありません。

あっても僕の知識じゃ直せません。

これからって時になんということでしょう。



途方にくれましたが見つめても見つめても、

ペダルが本体にくっつくとは思えません。

仕方なく取れたペダルを持って車体を押して自転車屋さんを探しました。

ペダルを持った男とあきらかにペダルの取れた自転車を押す姿を見て人々はどう受け取ってどう感じたのだろう。考えたくもありませんが。




しばらく歩いていた時、ふと道端に落ちていたある物に気がつきました。

なんと銀行のキャッシュカードが落ちています。しかもクレジットカード機能付きです。

なんという立て続けなイベントなんだろう。

だいたい僕の周りは昔から色々なことが起きるんです

そんな能力いらないんです。

無職なら無職らしく静かに暮らしたいのに、まったく。



それにしても落とした人が困っていることでしょう。

僕はカードを拾い、自転車屋から交番へと進路をかえました。



交番に着き警察官に落とした場所と時間を伝えて、

書類に名前を書きます。

お礼をもらえる権利がありますがどうしますか?と聞かれましたが断りました。

もちろんそんなつもりありませんし、

お金なんかよりも良いことをして徳を積みたいタイプの人間なのです。

そしてそれよりも僕は早く自転車屋にいきたいんだ。



交番を後にした僕は自転車屋につき、

さっそく修理してもらいました。

部品交換とかだったら数万円もかかってしまう、と危惧していたのだけど

そうはならずになんとかそのまま装着できたみたい。

よかった、いいことをした甲斐がありました笑







帰り道、すっかり遅くなってしまい少し肌寒くなってきました。

夕方はまだまだ冷え込みますね。






沈みゆく赤い夕日。

心にグッと訴えてかけてくるものがあります。

少し厚みのでてきた遠くの雲に夕日が茜色をのせて染めています。

夕日を見て心に感動を覚えるのって人間だけなのかな。

猿とか頭いいですけど、そういう美的感覚まではないんでしょうかね。

あるなら一緒にたそがれたい。





すっかり長くなりましたね。

今日はこれぐらいにしておこうと思います。

とにかく復帰にむけて少しずつまた身体を作っていこうと思います。

ではまた。