零の館へようこそ、管理人のゼロ・ファルスです







戦後70年




敗戦国である日本はその大きな傷跡から、悲しみから這い上がり



努力と知恵で戦後を生き抜き



近代化を推し進めて




この小さな島国を「経済大国」「先進国」としてきたのは皆さんご存知のことでしょう




でも




その影で




ほんの些細なことから不幸になってしまった人たちが居ることも事実




発展の影には常に弱いものの犠牲があることは忘れてはいけません






それではこの方の話を聞いてください





A知県にお住まいの会社員Aさんからの投稿





「脱線」









「あー、、、、飲みすぎちまったかなー」



午前1時過ぎ飲みすぎたとある会社員がふらふらと家路を急ぐ




踏み切りに差し掛かると




カンカンカンカンカンカンカンカン



赤いランプが左右に点滅する



「んーーーーー、、、、あれーーーー、、、、終電はとっくに過ぎているよなー」




カンカンカンカンカンカンカンカン



遮断機が下りて赤いランプが左右に点滅し続ける




しばらくすると




ガタンガタン



ガタンガタン




ガタンガタン




ガタンガタン




プァアァァァーーーーー




「あれ、電車きたぞ、、、、どうなって」





次の瞬間





ギギギギギギギギキギギ!!




ドギャギャギャギャギャ!!



「うわああああああ!!」




目の前を脱線した電車が横転しながら滑り目の前に!!



「うおおおおっ」



自分の体をかばうように腕で頭をガードして背を向ける
















ん?





気が付くとあたりは静まり返り




あ、、、、、れ、、、、?








何事も無かったかのように周りは暗闇





その中に自分だけが佇んでいる





うわわわわわわ!!



一目散に家に逃げ帰る会社員






こんなことが戦後復興した昭和40年代に有ったんですよ



自分はA知県の怪異を調べているうちにとある鉄道での不思議な話にたどり着きました




その場所はN市へ労働力を送るベットタウンとして知られる陶器で有名なS市



そのS市とN市を結ぶ鉄道で「S電」と親しまれている路線なのだが



その路線で昔戦後復興して経済成長著しいころに実はこんなことがあったのです







その日朝から満員の電車を運転していたのはなんと見習いの車掌だった



本来運転するはずの運転士が病気で休み、代わりに運転できるものが居ない状態で今では考えられないのだが入社したばかりで経験の全く無い見習い運転士に運転が任せられた





なにしろ初めて運転する本物の電車、今のように電子制御されているわけでもなく運転士の腕ひとつで走らせるわけですから、遅れや通り過ぎなどミスの連発が続きこのままではダイヤの乱れが出てしまう



焦る若い運転士



無理をして走らせたその結果、、、、






次回に続きますw










物語は途中ですがいかがでしたでしょうか





つづきが気になりますよね?




どうやら会社員Jさんが実際にその現場に訪れたようなのです





次回をお楽しみにしていてください





それでは貴方にも素晴らしい夜が訪れますように






またお会いしましょうね











この物語はフィクションであり実在する個人団体地名など実在するものとは一切関係ない、、、、、と言うことにして置いてくださいw











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