FT-8の運用開始は,2020年11月でした。暗中模索で始めたFT-8はいまだにその状況は変わっていないような気がします。いろいろな問題があり,それを記述してまいりますが,時系列は順不同です。

 最初は,何もわからないまま,知り合いのJM1BNF局と初めて交信しました。その後,eQSLのアカウントを作成し,QRZ.comのアカウントをとり,よちよち歩きながら本格的運用を開始しました。

 まず,コールサインです。JA5ZZですが,現在は横浜に住んでおり,SSB,CWでの交信時は当選ポータブルワン(/1)をつけています。FT8ではJA5ZZ/PとWSJT-Xに登録して,交信を楽しんでいました。

 最近になって,ある問題に気が付きました。

1)相手局が"JA5***/1”など,スラッシュ+コールエリヤ数字を添付するコールサインの場合,WSJX-Tの交信シーケンスがループしてしまい,コンプリート出来ませんでした。お互いが,/Pを添付した場合は問題ありませんでした。CQ呼出するときはグリッドロケートをつけていますが,交信終了後,”JCC110104 TU”をできる限り「TX5]で発信するようにしています。

2)同じように,相手局のコールサインが特別のもの,例えば”8J9****”などサフィックスが3文字以上の場合,(<>でコールサインが囲まれる場合)同じようにループします。ちなみに,私のコールサインの”/P”を外してみると,その局と交信が無事終了できました。

3)私は,WSJT-X V2.5.4を使っていますが,知り合いから,JTDXをだと問題ないとの話をきき,インストールしテストしてみました。すっかりWSJT-Xに慣れて しまっているので,情報量の多いJTDXのウインドウは戸惑うばかり,デコードも取りこぼしが少ないみたいで,受信ウインドウがすぐに一杯になります。確かに問題の"/5”などのコールエリヤ付きコールサインと当局のコールサイン”JS5ZZ/P”でも,1)の問題は発生しませんでした。まだその機会がないので,2)のケースは確認できていません。

 

 他に,とんでもないミスをやらかしてしまいました。eQSLのアカウントは”JA5ZZ”ですが,交信には,ほとんど”/P”をつけていました。最近になってある局からクレームがありまして,QSOデータのコールサインとeQSLに表記されたコールサインが違うので,コンファームできないとのことでした。これまで,カナダの局とJAの2局,都合3局からクレームをいただきました。

 一番,最近いただいた方から,eQSLに”JA5ZZ/P"あてQSLが溜まっていると言われ,新たに”JA5ZZ/P”でアカウントを作成,Inboxを除いてみると国内外からのeQSLがたまっていました。それらの画像をすべて,HDDにダウンロードし終わったのは半日後でした。

 私のログ上で,eQSL経由で帰ってこないQSLが多かったのはそのためでしょうね?これから,少しずつ,チェックしてゆき,再度,/P付きeQSLを発行してゆくつもりですが,手間がそ相当かかりますので,いつのなったら終わるでしょうか?

 

 今後は,FT8においては,各内外向けに/Pなしで発行する事に決定しました。それはUSAの局がコールエリヤは2(NJ,NV)なのに,QRZ.comで調べると現住所は”California”になっているようなことがしばしばでした。そのことが分かったのは全米の全州の局との交信を目指して,QTHとコールエリヤをチェックしているからです。また,おなじみのOM局からの助言もありました。

 

この項,又何かあれば記載UPします。

2023年10月17日