もう日付が変わったので昨夜のこと。


無事、認定が降り、初めての心療内科受診もクリア。


そして5月から交渉していたエアコンが遂に稼働。




これで引越しの一連の予定が全て終了。


それを労ってから、2キロ先の実家の両親が、特別にすき焼きをご馳走してくれた。


自転車で駆けつけ、短いなりに楽しいひと時を過ごす事ができた。


シマリスのリリちゃんも奇跡的に出て来てくれて、ボクを出迎えてくれた。


団地の規定で小動物飼育が禁止。


故に仕方なく実家に預けることになったのだが、これが思いの外、両親ともに楽しんで世話を焼いてくれてい


るようで、一安心といったところかな?


ボクは再びカブに乗り始め、知らない道を戸惑いながら走り回っている。


片側1車線がいきなり3車線になり、しかもそのまま左折が2車線とか、国道やJRのアンダーパスがやたらと多く、


そこをくぐると全く別の街並みが現れたり、片側1車線がいきなり2車線に分岐し、間違えるととんでもない方


へ行かされたり。普通に走っていたらいきなり線路が重なり、ごちゃごちゃの道になり、どこを走ったらいい


か全く分からなかったり。


到着は出来るのだが、行きも帰りも全く知らない道を辿って、気がつくと知っているエリアに帰れたり。


一応、本の地図を買い込んだのだが、まだボクのJA10はUSB電源を取ったり、スマホホルダーをつけたりす


る経済的余裕もなく、道に迷うと路肩に停車し、スマホのデザリングでiPadを起動して即席のナビを立ち上げ


たり。


出かける前には必ず予習するのだが、好奇心が邪魔をして、突然進路変更したりするものだから、もう、迷い


まくって。気がつけば、同じところで迷っている事に気付き、迷いではなく、アレンジだと思うようにした。


おかげで、目的地まで、数パターンの行き方を覚えてしまった。


これには母も、『下手したら父さんより、道、詳しくなっているかもね』とまで言われてしまった。


しかし、近い将来、仕事を始めた時、土地勘は有ればあるだけ会話にも溶け込めるし、役に立つ。


フリーの今だから、目一杯道を覚えるのもある意味『就職活動』かもしれない。


指示された場所に、最短距離で行けるかどうか、これもひとつのスキルだろうから。


そう思うと、道路沿線の店まで覚えるようになり始めた。


ピザ屋が多いとか、ラーメン屋が多いとか、どのクルマのディーラーがどの辺りにあるかとか。


そして何より公共の箱物が多い。


官庁街も点在しており、行き方も複雑だ。


しかし、思い切ってわざと『迷って見たら』なんと、行きたい2箇所が裏道で目と鼻の先だったりした。


そうやって、わざと『迷って見る』のもある意味で醍醐味かもしれない。


その、迷い道がやがて自分の得意な道になっていくのだから。


見知らぬ街は楽しい。


そして何より刺激的だ。


でも、所詮、カブ。迷いついでに見つけたワークマンで、蛍光オレンジのスタッフジャンバーを買った。


これ、夏はある意味最悪。


風を通さない。


逆に春秋は重宝するだろう。


カブのボディのあちこちに蛍光イエローのバンドを巻きつけ、グローブもオレンジ。そして今回、蛍光オレン


ジの羽織もの。他のクルマやバイクからの視認性は嫌でも高まる。それはイコール相手が自分を認識するスピ


ードが、数秒早まるという事。


この数秒こそが、大袈裟だけど、生死を分けるのだ。


脇道からスルスルと左折しようとするクルマ。


ド派手な出立ちのカブが近づいてきたら、一瞬、ブレーキを踏む。でなければ止まらず合流するタイミング。


この、ドライバーの躊躇を引き出すために敢えて派手な色のジャンパーにしたのだ。


横断歩道でもそう。


渡ろうか躊躇している歩行者に、オレンジ色のグローブでサッと手を上げてあげれば分かりやすい。


そして、対向車も止まる。


これは本当の話。


しかし問題は、横断歩道で、一旦停車して、歩行者に渡るよう譲っても、歩行者が渡らない場合。


それに乗じてスタートした瞬間、ドライバー、ライダーは検挙されます。


歩行者が渡らなかったと言い訳しても、実は一切警察には通りません。


無条件で歩行者横断妨害でキップを切られます。


皆様、お気をつけ遊ばせ。


慣れない街


やたら学校が多く、それに伴い横断歩道が非常に多い。


神経ピリつかせながら走る毎日です。


でも、見てると、クルマもよく止まるし、渡る方も遠慮がない。


だから余計、こちらのミスで事故を誘発しないように注意せねばと。


学びの多い毎日です。