先日、近所のスーパーへ行った帰り道、行きつけのドラッグストアに立ち寄った。

自転車置き場にカブを止め、エンジンを切り、リアボックスにヘルメットを入れて鍵をかけた。



一通り買い物をして、さて、とキーホルダーからリアボックスの鍵を取り出した、つもりだった。


おかしい。


3本あるはずの鍵が2本しかないのだ。


ポケット全部確かめた。何度も。


穴は空いて無いし、どこにも手当たりが無い。


リアボックスには、食品とヘルメット。


これじゃ家に帰れない。


いっそ、カブを押して帰って、鍵をぶち壊そうかと思った。


しかし念のため店内へ。


歩いたはずの通路を辿って歩く。


そばにいた店員さんにも事情を話し、一緒に探してもらった。

しかし、もし、他の客が、知らずに蹴飛ばして、陳列棚の下にでも入り込んでいたらもう、アウト。

一通り探しては見たものの、店内で見つかることは、


無かった。



肩を落とすとは、正にこの事だ。


すごすごと下を向きながら、再びカブに戻った。


すると。。。


カブの後ろ約1mくらいのアスファルトの上に小さな異物が。


駆け寄ると、何と、無くした鍵だった。


ボクは急いで拾い上げると、もう一度店内に戻り、先程一緒に探してくれた店員さんを探して見つかったと、お礼を伝えた。

また、レジにいた次長さんにも報告が入っていたので、接客の隙を見てお礼を伝えた。


さて、色々原因を考えた。



その時のキーホルダーがこれ。




カラビナに太めのリングが付いた黄色のキーホルダーに、更に鍵一つずつ、細めのリングをつけてジョイントさせていた。


無くした鍵のリング、よく見ると




そう、バネの役割を果たすはずのリングに緩みと隙間があった。

この状態で、信じられないのだが、鍵だけがリングから脱落して紛失となってしまった。


なので、全ての鍵から細めのリングを外して、太めのリングのキーホルダーに直付けにした。




当面はこれで大丈夫だろう。


さて、そもそもカブのキーとリアボックスのキーにはスペアキーがない。


そこで、イオン常滑の中のスペアキー作製専門店に行ってみた。


出てきた担当者に用件を伝えると、鍵束をバラして欲しいと言われた。

それから何やらタブレット端末を持ってくると、一つずつ写真を撮っていった。


『これを全国の業者に共有して、適切な代用キーの番号を検索します。』


少し時間が必要かも知れないと言われ、連絡先を渡してボクは店を出た。


それから約30分後、鍵屋さんから連絡があり、

カブの鍵は在庫有りでいけます、と。

リアボックスの鍵も近いものが在庫にあるので、

今度来店された際に一度挿してみて、具合を見ながら仕上げます。

と、色良い返事を受け取った。

さて、気になるお値段。


カブは一本、¥880。

リアボックスは一本、¥1760❗️


だけど、出先で万が一の事が起きてからでは遅すぎる。


なので、複製した鍵は、身体の別の場所に身につけて外出するようにするつもりだ。

もちろん、部屋の鍵も。


これから始まるGW。


皆さんの身に、同じ災難がふりかかりませんように。



おしまい。