いっぷくさんからリブログさせて頂きまました








さて




リブログの内容とは話しが逸れますが

私の考えを少しお話しします






日本の農家は

その殆どが零細農家です


特に水稲米作は農薬やコンバインなどの

費用が嵩む一方で収入は低いままです



それでも頑張って続けている

それは御先祖さまから託された水田

大切な土地だから続けているのです




また日本の食糧を守るためでもあります

戦後の食糧難を知っている世代がまだおられる




食で家族に苦労させたくないから

だから

経営的な費用対効果を考えると

馬鹿馬鹿しいことであっても

万一の時のために続けているのです






それでも

我が家は数年前から人にお貸ししていて

耕作はしていません




両親が年金をつぎ込んで遣り繰りしてました

もちろん二人の労賃はナシ

それでも僅かな赤字

いよいよ体力も無視できなくなったため

お貸しすることになりました





農家の実情を知らない方々からすると

経営能力の無い農家など

到達されて当然と考えるかも知れませんね




でもそれは世界が平和で

巨大資本から恣意的な干渉を受けず

気候変動にも対応できる前提なのですよ



様々な要因から

当たり前だと信じていた物流が途絶えたならば

どうやって命を繋げるつもりなのでしょうか?







東京都心などに住まわれている方々こそ

危機感を持って欲しいものです

あなた方の生命を養っているのは

日本の地方の農業なのですよ




 









いろいろと政府に云いたいことはありますが




少なからず日本の米農家の大多数は

日本の稲作文化を守りたい

そういう気概で続けているのです




これから先どんな時代になるかは分かりません

しかし万が一の時に

この国の人々の食糧が不足して

その結果、農産物の盗難が増えて

ますます治安が悪化することは避けたい








ここの読者の皆さんは

少なからず現在の日本と世界の異常に

気づいておられる方々でしょう




 
大きな混乱は避けたいですが

しかし狂った世界ならば

壊れてしまうのは当然です


    


これからは政府に依存し過ぎない

地域住民(家族)が力を合わせた社会

人との繋がりがとても大切な時代


コミュニティーが必要になると思っていますし



それは現実に出現し始めています






注射や戦乱、自然災害などで

日本人が極端に減少したとしても

現在の政府が無くなったとしても




家族の繋がり

地域の人との繋がりがあれば

命を紡いで続けてゆけます

決して諦めてはなりません




破壊の後

新しく生まれ変わる文明社会は

私たち自身の手で

その理想とする世界にできるのです




今の混沌と暗闇の世界に絶望せず

その先の希望を目指して歩んでゆきましょう




九頭龍