松田政策研究所さんの動画の紹介です。






武田先生が出演されていて

国防について話されており


私的にはスッと腑に落ちたので紹介します。






日米合同委員会の話しも出てきて

日本の官僚たちの諦めとは

すなわち国民の意識の低さであって

つまり私たち自身に問題があることを

考えさせられます。


 (44:48)




日本はアメリカの属国です。



属国というと幾らか耳障りはいいが

実質的には未だに占領下の国だということ。



これを云うと自称保守の人の中には必ず

「日米の分断工作ダー」と

血相を変えて攻撃してくる人がいるが



そういう人は悲しい現実を直視したくないのか

物事の本質を見極める能力に乏しい

あるいは親米で何かしら利益を得ている人かと。




もっと悲惨なのは

残念ながら現代の日本人は

国家観というものが他の国々の人と比べて

著しく希薄で貧弱であり無気力・無関心



この平和が永久に続くと信じて疑わない

或いは平和の維持について考えたことがなく

戦争は第二次大戦で終わっていると思考停止し

米国の奴隷属国であることを無意識に受け入れてる

お花畑の集団が戦後の日本人なのだ。



このままアメリカの従属国に甘んじている限り

我々ばかりかその子々孫々にまで永久に

ヤクザに上前を吸い続けられる存在のままだ。



 



皆さんは【カルタゴ】という名を

ご存知だろうか?



紀元前には一時代を築きながらも

ローマ帝国に滅ぼされてしまった国なのだが

まるで現代の日本と良く似ているという。




カルタゴは紀元前8世紀頃

現在のチュニジアに起きたフェニキア人の国で

高い造船技術や航海術をもとに成長し

地中海の広い地域にその覇権を拡大していった。



やがて大国のローマ帝国(古代ローマ)と対立し

第1次、第2次ポエニ戦争で敗れてからは

武力を解除してローマの従属国となった。


しかし勤勉なカルタゴの国民は

貿易を中心に再び急速な復興を成し遂げ

民主主義国家として束の間の平和が訪れた。


戦争を放棄し発展する経済に

国民はこの平和が当たり前だと感じていた。


しかし

その後も周辺諸国と戦いを続けていたローマは

そんなカルタゴの復興を快く思っていなかった。


やがて

カルタゴに武力的な脅威は無いと悟った隣国が

その領土を侵犯しはじめる。


ローマに助けを求めたカルタゴだが

ローマはこれを無視し(←ここ重要)

それどころか難癖をつけ

カルタゴに対して宣戦布告する。



やっと自らの立場に気付いたカルタゴだが

しかし時既に遅し

再びローマと戦争となる。


カルタゴは驚異的な粘りをみせるも

結局3年で完全に滅ぼされてしまったらしい。



ローマをアメリカ

隣国を中国やロシアに例えると

日本がカルタゴの末期と

あまりにも良く似ていると思えてならない。



軍事力という意味だけではない。

経済においても今の日本は

極めて弱い立場に置かれている現実がある。




最終的にローマはカルタゴの街を焼き尽くし

主要な史料も灰と帰した。

そのため勝者であるローマ中心の歴史のみが

後世に伝えられる事になってしまった。



我々日本人が学んでいる歴史も例外ではない。




では最後に

パンダさんの動画でお別れです。

 

(6:06)






九頭龍