個の存在である私たち一人ひとりが
 

「自分自身」を認識するためにも必要なもの


それが「別・他・外」という自身とは別の存在です




 

空間を知覚するために皮膚があり


この外皮によって


自分とは別のものを触り


周囲の空間を認識します




そして


熱い冷たい


暖かい寒いなどの


快や不快も認識します







これらを認識できても


十分ではありません





まだそれでは


そこに「いる」だけです





やはり「心」がなければ


喜怒哀楽という感情を味わうことはできません







今回は


この「心」というものを育むことの大切さを


語ります







 
 
 
 
彼らは来園する人間とのコミュニケーションを

楽しみにしていましたが
 
コロナ過の休園で「楽しむ」ことを失いました
 
 

するとイライラや攻撃的な行動が見えはじめます
 
 


そんなオランウータンの健康を心配して

動物園のスタッフが考えた解決策とは?
 
 

 

 

 
他者との関わり合いを通じてしか

「自己認識」をするのは難しいですよね




まして幸福感の「愛情」を感じ取るためには

その対象となる存在が必要であり


出来ればそれは

鳴き声やジェスチャーなどによって

感情表現のできる「動物」が理想的です
 
 
 
 
 
 
 



「愛情」には「愛情」で答える


それが「心」を持つ存在に共通することです




では果たして心とは

動物ばかりに備わったものなのでしょうか?


現在の科学水準では

人間が感知出来ないだけであり


実際には植物や鉱物にも心があるかも知れません
 
 




私たちが美しい自然を見て感動するように

ひょっとしたら

草木や山々にある鉱物

それどころか

空や川にでさえも「心」という波長があり

私たち人類の喜びの「波長」を見て

彼らもまた喜んでいるのかも知れません








ここから少し

マイナスの話しになります



 

一つ恐ろしい話しがあります



ここでは具体的には話しませんが

知りたい方は『チンパンジー ブルーノ』を

自己責任でYouTube検索してみてください




人間に争いが絶えない理由や

いまだ人類は未成熟であり

進化の途上であること

復讐心についても認識が深まります




恐怖




世界中で

いまも起きている

悲惨な犯罪

そして地域紛争や虐殺

国家間のイザコザは



残念ながらこの

人類の「未成熟な性質」に働きかけて

普段どんなに冷静な人であったとしても

簡単に攻撃的な人間に変貌させてしまいます




悲しいかな

それが今の人類のレベルなのです



大切なのは

先ず

この人類の「先天的な欠点」を認めること



そして



この欠点を悪用して

人類を誘導する存在がいるかも知れないことを

人類共通の認識とすべきです





人類に備わっている攻撃性や復讐心は

危険に対応するために

長い人類史の中でDNAが

生存のための防衛本能として

脳に残してきたものでしょう





果たして

これを取り去ることが正解なのか

それとも残しておくことが必要なのかは

今の私には判断できません




しかし

いつか



オランウータンとカワウソの関係の様に




人類だけでなく

宇宙に存在する全てのものから

攻撃性や復讐心の必要が無くなる日のくることを

心の底から願い

そして

祈り続けます









九頭龍