今の時代ほど、世界じゅうに遺された聖者の言葉に耳を傾けるべき時ではないでしょうか。



何故ならば本来は世の人の手本となるべき者が、

百鬼夜行、悪王や悪僧ばかりであり、

民もこれに習い、悪行を良しとする者ばかり、

もはや全ての宗教が説く末法の世であるからです。





これからの時代は



耳で見て、
目で聞き、
鼻で物を食べ、
口で嗅がねば、



真理は解らない


それ程 困難な時代である事を自覚すべきで



賢き民は悔い改めて、正道を歩き始めましょう。






今回は日蓮さんの『立正安国論』です。

末法の世にどのような事が起こるか説かれています。





悪象に殺されても地獄には堕ちないが、
悪僧に殺されると地獄に堕ちる。

つまり、

天変地異の災害で世を去っても地獄に堕ちないが、
悪僧に習い、悪行を働いた者は地獄に堕ちる。
※悪僧は宗教者だけでなく、本来手本であるべき立場の者の事。



わかる様な気がします。



私たちに許された残る時間は残り僅かです。




自らの魂を救い、
そしてより多くの他の魂も救いましょう。



それこそがみなさんの生まれた理由です。





九頭龍龍