無限に広がる大宇宙



そこには様々な生命が満ち溢れている



死にゆく星 生まれくる星



命から命に受け継がれる大宇宙の息吹きは



永遠に終わることは無い







それが宇宙の大いなる摂理なのだ







もし人類が生命の性差を拒否し



わたし(宇宙)が与えた身体の仕組みを否定し



生命を育むという命のリレーを断ち切るのならば



わたし(宇宙)はそれを許そう



やがて人類がこの星(地球)から消え



文明の痕跡を惑星規模の地殻変動で消去し



人類が宇宙の記憶から忘れ去られた時



わたし(宇宙)は心と魂を育む



新しい生命体を創造し



新しく生まれ変わったこの星に迎えよう



宇宙は命を繋ぐための揺りカゴなのだから



その役目を忘れた存在などは必要ない



人類よ よく考えて答えを出すがいい













九頭龍