いつもお読みくださいましてありがとうございます
 





春分の日、お彼岸の中日の今日









今年で七十八になる母が牡丹餅(ボタモチ)を


こしらえてくれました




半殺しの粒餡と黒胡麻の二種類です




手作りならではの優しい甘さがいい塩梅です





もちろん仏前にお供えするため





八十二の父も春になり元気で農作業を楽しんでます








とても有りがたいことです





先に旅立った弟や祖父母





ご先祖さまへ 恵まれた日常を感謝し





極楽浄土での平安をお祈りしました








そういえば先ほど

BSテレ東で『寅さんまつり』を放送してました





その中で『バイプレーヤー』に注目されてました





主人公の寅さんやマドンナ



さくらやひろし


おいちゃん、おばちゃん、タコ社長



たくさんの役柄で出演者がおられる中でも








『旅館のおばちゃん』役など


いわゆる通行人的な大部屋俳優さんたちの存在です




『谷よしの』さん





何気ないシーンの一コマに脇役さんの

さり気ない演技があるからこそ





優しい風情が作り出されて

映画そのものを重厚な作品に仕上げてる





これを考えていてハッとしました




この世界では様々な人生模様が

繰り広げられている訳ですが






その多くは目立たないバイプレーヤー

名脇役さんたちです






有名人でも無い限りその人生は地味かも知れません






しかしこのバイプレーヤー的な人生を


生き抜く事こそが大切であり






神さまが一番見ていたいものだとおもいます





その地味でしかも善良なる人生を演じられる魂こそ

この世界にはたくさん必要であり




それこそが遥か宇宙の彼方まで光り輝き

この宇宙を構成する神さまの栄光だと





そうかんじるのです







小さな幸せを大切にできる


たくさんの脇役さんたち







私はそんな存在の一つでありたいと







そうおもった春分の日の夜でした











くずりゅう