移りゆく周囲(まわり)の景色(ようす)
庭先に出て、ふと空(宇宙)を見上げる
其処には流れ行く雲(時間)
この広い宇宙(空)には、いったいどれだけの
異星人や異次元人たちが暮らしてるのだろうか
時間を超越して、過去にもどれるのならば
私を愛おしんでくれた祖母の元に帰って
とても愛していることを伝えたい
厳しくも優しい祖父の元に帰って
その肩を黙ってたたいてあげたい
旅立った人たちは異次元に転生して
わたしたち地球人を見守っているのかも知れない
未だに宇宙人になれない狭い見識のわたしたちを
それでもあたたかく優しい眼差しで
暮れゆく秋の優しい空に
そんな思いを心がよぎった
くずりゅう