価値を改める年




私たちの生活に無くてはならないもの





『お金』





現代人の大半が、これにより日々の営みを支え






或いは、この紙切れのために命を落とす人もいるのが現実です





しかし実際はただの紙切れであり他の生物にとってはダニの住みかぐらいでしょうか

しかし好むと好まざるに関わらず人間の『人生』を支配しています





しかし人はこの現実を当たり前の様に信仰しその『支配下』で豊かさを享受しています




だから金持ちは正義であり崇拝の対象であり憧れとなっているのです






しかし残念ながら、この崇拝を行う生物は人類、特に文明的な生活と云われている人間にのみ通用する基準です


そのほかの者にとっては『紙切れ』よりも価値無いものなのです




残念ながら世界の先進国の殆どでは、紙幣や貨幣の発行権は本来それを有するべき国家から、銀行というシンジケートに移され




複雑な仕組みを纏うことで、主権者からその富の再分配を隠しています




世界中の先進国で主権者からの搾取が行われ、政治家は耳障り良い言葉を使って主権者を誘導しながらその富を自らの懐に溜め込んでいます




昨今の政治家を目指す人となりを注視すれば、そこにいるのは残念な人ばかりなのは一目瞭然でしょう





さあ、では誰が悪いのでしょうか?





それは『わたし』です





そのような現実を許している自分自身です





いわゆる『あきらめ』さえも、それを認めているという現実を知るべきです





高齢者介護を例にとれば、何故公費で外国人を介護士にする前に、そこに携わる方々の労働単価が上がらないのでしょうか?




非正規労働者が大半となったくにのかたちを何故見直していかないのでしょうか?



資本主義の社会では需要と供給の原理が働くのは皆知っています




なぜ国策として公金投入を増やさないのでしょうか?





日本国債はアメリカでも国連でも無い日本政府により発行されていますが、それはもれなく全て円建てで発行されています



通貨発行権は日銀という公的銀行により発行されています




どちらも日本政府が債務不履行を行使しない限りは破綻しないのです




ユーロという仕組みに縛られたギリシャとは違います




しかし日銀や財務省は国境の借金がまるで日本国民の借金であるかのようなすり替え詐欺を平気でうそぶいています





納税の義務


の前に



納税する価値がある政府なのか





納税したお金をどのように使うのか








それは政府が決めることではありません




わたしたちが決めるのです














 

   

残念ながら現在は『第三次世界大戦』真っ最中です




そこにはいままでの戦争とは違う対局が存在します



市民と政府の闘いであり


真実と偽りの闘いです




極論ですが、わたしたち日本人に対し、日本政府が他の外国の政府より正しいことを行うと信じすぎるのは危険です




今の時代ほど『あらゆるところに真実と偽りの闘い』が現れている時はないでしよう




気をつけるべきは力を振りかざす者・組織です



大企業は『安全・安心』のお題目を唱えて内部留保を蓄える事に必死ですし




至る所に正義の仮面を被った偽善が存在することを見極める必要があります





そう『自分自身の中』でさえも







大切なのは誠の我自身が求める真実を大切にして慎重に『選択を行う』こと







恐れからの選択では無く





他人を生かし自分を生かす道を選択すること





独占は『地球』という生命体から逆襲されます






四十路後半の中年少年が





これからはもっと正直者の馬鹿者でいこうと誓った新年です









くずりゅう∞