今日この日を迎え






自分自身の苦しい心にあらためて気づき







被災地から遠くはなれた私の胸にも


間違いなく深い傷を負っていることを再認識した





実はひと月前からすでに言い知れぬ深い暗闇にいて

カラ元気すら表現できない精神状態であった




今日この日を迎え


その原因が少し解った気がした






私の記事をお読み頂いている皆さんも同じく苦しまれた一年であったことだろうとお慰めいたします



他者の心の痛みをまるで己の苦しみの如く感じる



まさに日本人が太古の時代から受け継いできた「遺伝子」であり




この心があるからこそ日本人たり得ると私は信じる







この震災でご家族や愛する方を失った方々の深い絶望感を

想像し感じると


それはキリストが受けた受難を思わすような


我が肉体にまるで鞭が入れられ

あるいは手足をそれぞれに鋸で引かれるような


あるいはそれ以上の痛みを心に受け止められているのです









今回の震災では


余りにも多くのものを失ってしまった



もちろん一番は愛する者の命



そして



震災直後の東京電力の原子力発電所爆発と放射能汚染による美しい自然の破壊




判ったこともある



国会議員と霞ヶ関官僚の国家の危機に対する対応力の欠如!

東京電力の原子力発電所に対する危機運用時の対応力の欠如!


(危機管理能力、想像力の欠落)



このことからも




日本人は日本国民はこの震災の被害をより拡大させてしまった政治家や官僚

原子力発電所経営母体である各電力会社には


より強行な姿勢で対峙し


同じ過ちを起こさぬよう国民が両方に対し強い態度で意見しなくてはならない!





また同じ過ちを繰り替えさないために!










話はかわるが


今日の仕事からの帰宅途中


雪雲の合間から金星と木星が並んで光り輝いていた






まるで親子のように、兄弟のように


天に召された愛しい人が寄り添い合い


優しく語り合いながら



地上の家族を心配しているようにも見えた







「あなた」は「私」






そして「私」は「あなた」







私が死んでもあなたは生きる






だから私も永遠なる命となり






あなたと再び再会できるんだよ







何も心配する必要はない






愛する「あなた」へ贈る言葉です






九頭龍∞