ふと眠りから醒める







余りにリアリティーのある夢に不思議な感覚を覚える






果たして今のは夢であったのか








考え込んでいる自分自身









するとまた夢であった…









夢と現実の境界線が陽炎のようにゆらゆらと







どちらが本物の


自分が実在する世界なのか解らなくなってしまう







真理は


肉体すら

まやかしであり

限りあるもの






いつかは消え去りこの世から跡形も無くなる








そういう意味では


この世こそ幻の投影された幻影の世界






いま幸福や苦痛を感じている世界こそが幻影の世界






真理とは「無」である







であるからこそ



現在(いま)の一瞬いっしゅんの思いを愛おしむ






我々の「心」の作用こそが奇跡であり神である





その心の世界にあって

他人を思い


巡り合う縁こそは





幾つもの宇宙

幾つもの次元が

規則的に巡航するように





緻密に正確に我々の前にもたらされる






これこそ奇跡であり


我々が「存在」するための奇跡なのだろう






今日も「一日」という時間を


この肉体に宿らせていただきながら



貴重な心の作用を感じ



生かしていただきました










生かして頂いて ありがとう御座位ます