自分たちで「持ち上げた」手前なかなか取り上げないが




テレビをはじめとする各マスコミは、小泉総理大臣が残していった「光と影」を、確りと検証すべきであろう






決して小泉氏ひとりを批判するつもりはない






当然ご本人も自分の退任後、このように社会が厳しい状況に落ちることは予想出来なかった(それが総理大臣とすると致命的だが)






日本人は、喉元すぎれば熱さ忘れるで、まして、昨今の社会の混乱をみれば、そこまで思考が働かないのも無理はない






しかし「小泉改革」を考えることで、これからの日本への「処方箋」も打ち出していけるのではないか







ただオレが感じているのは「郵政民営化」で何が国民のためになったのかは判らない



まあ職員たちの愛想が良くなってきた、ぐらいだろうか?





民営化によって、ほかの地方銀行が活性化したかといえば、相変わらずの傲慢経営と貸し渋りは続いている




「小泉改革」の失敗は何といってもやはり「弱者切り捨て」だろう





しかも、その「弱者」とくくられる者たちの裾野が、国民の想像を絶する拡がりとなったことだ






確か小泉さんは「少しだけ我慢してください」と言った



「少しだけ堪えてください」と言った





いまの日本人のなかで、まだ我慢や耐えることのできる余裕があるひとが、どれだけ存在しているのだろう




マスコミはイタズラに現在進行形の経済不安を垂れ流し的に報道するのではなく、「あの改革」で光の当たらなくなった弱者を救済するための番組づくりをしてほしい








国民が小泉人気に湧いているときに、亀井氏が「小泉さんはヒトラーだ」と言っていたことをおもいだす