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村上からの列車に50分くらい乗ると勝木へ到着。勝木は無人駅で普通列車しか止まらない小さな駅なのだが、なぜこの駅に下車したのかというと、駅前の民宿に行くため。普段はあまり民宿を利用することは無いのだが、この辺りは本当に駅の規模が小さく、特急停車駅でないとホテルが無いのだ。ではなぜ特急停車駅では駄目なのかというと、早朝に臨時特急「日本海」を撮影するため。レンタカーを借りるかタクシーを頼めば特急停車駅からどこかの撮影地に移動することも出来るのだが、朝のたった一度の移動のためだけにそれは勿体ないというのと、たまには民宿を利用してみたいという思いが合わさり、今回は長浜屋旅館さんにお世話になることにした。



いちまか日記

                         夜の長浜屋旅館


ネットで検索しても全く口コミ等がなかったので、利用すべきか迷ったのですが、別に一人で利用するわけでも無いしなんとかなるかと思い、利用を決意する。勝木の駅舎を出ると、すぐ右側に長浜旅館があった。地方に行くと駅前と言いながら5分以上歩かされる詐欺ホテルも結構あるが、ここは本当に駅前にあり、駅舎から徒歩0分! 抜群の立地の良さである。まずはお風呂に入らせてもらい、そのあとに夕食となる。あらかじめ電話で利用する列車を伝えてあったので、それに合わせてお風呂を準備してくれていた。



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                     夕食。想像をはるかに上回る!!

お風呂に入った後に夕食を出してもらったのだが、非常に豪華なのに驚いた。牡蠣は岩牡蠣で、地元のものらしい。1階で岩牡蠣を割るところも見せてもらった。刺身やサザエ、鯛などすばらしいラインナップだったが、どれを食べても本当に美味しかった。もともと魚介系が好きなこともあり、大満足だった。


※食事は季節やその日の都合でメニューが大きく変わるそうなので、写真の通りのメニューがいつも出るわけではありません。



夕食を楽しんだ後は部屋でのんびりしたが、上り「日本海」が通過することに気づき、友達とホームに見に行く。夜は頻繁に貨物列車も通過する。暗くて写真を撮ることは難しいが、ビデオ撮影ならできるかな。


民宿を利用するのは数年前、まだ岩泉線にキハ52が走っていた頃に岩手和井内の門坂旅館に行った時以来。ビジネスホテルなどでは絶対に味わうことが出来ないあたたかいもてなしを受けることが出来、大満足でした。是非皆さんも利用してみてください。



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                             朝の長浜屋旅館





弥彦線で再び吉田に戻る。そろそろ昼食をとりたかったが、あいにく弥彦駅にも吉田駅にも立ちそば、駅弁がなかったので、とりあえず越後線で新潟方面へ。新潟へ行く前にどこかで下車して街を散策しながら昼食を取りたかったが、この地区は駅前にお店が無い駅もあり、降りる駅の選択を誤ると取り返しがつかなくなる。とくにあてもないまま越後曽根駅で下車した。駅を出ると早速食堂があったが、少し街を歩いてみたかったので駅前の道をそのまま進む。けっこう昔から発展していたみたいで、大きくて立派な家が多い。人通りもそこそこあり、昔ながらの小さい街という雰囲気。ただ、いくら歩いても食堂が無い。10分くらい歩いたあたりで、暑さと空腹感で心が折れそうになる。駅前の食堂に素直に入るべきだったなぁと思うも時すでに遅し。これだけ家があるんだからどこかにお店があるだろうという根拠のない思い込みを信じていると、突き当りのところで食堂を発見。このお店「味処 大丸屋」については8月18にブログに書いたので省略。


昼食をすませて、しばらく街を散策する。駅前通りのつきあたりの道を歩くと、古い街並みがたくさん残っており、やや大袈裟に言えばタイムスリップしたようだった。通りでは市場のように路上で植物の種などを売っている人がいたり、人も結構いた。



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越後曽根を散策し、越後線で新潟へ戻る。帰りの列車も6両編成で、快適に乗車できた。新潟駅で友達と合流し、勝木を目指す。新潟からは白新線経由の列車で村上を目指す。列車は3両編成でかなり混雑していたが、列車が入線するかなり前から並んでいたのでなんとかロングシート部分に席を確保する。いま振り返ってみると、今回の旅行では相当な時間を115系のロングシートで過ごしていたことになる。まぁたまにはいいかな。羽越線は日本海が綺麗に見えることで有名だが、村上までの区間は単調な景色が続く。1時間ちょっとで村上へ到着し、中央線の塩尻以降ず~っと乗り続けてきた115系とはここでお別れ。今回は乗った割にあまり写真はとれなかったが、新潟にはまた近いうちに来るだろう。



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                   左から順に485系3000番台、キハ47、115系


村上からはキハ47に乗車する。この区間は電化されているが、途中で電気が直流から交流に切り替わるため、普通列車はどちらにも対応できる気動車で運行される。さっきまでの115系もそんなに速くは無かったが、このキハの列車は本当にのんびり走る。駅を出るときは良いのだが、しばらくすると自転車の方が速いんじゃない?と言いたくなるようなスピードになる。まぁそれが普通列車の旅の楽しみでもあるが。



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村上を出ると日本海の近くを走る。海をのんびり眺められるのは普通列車ならでは。遅いと文句を言いつつも、普通列車の旅には、やはり特急では味わえない楽しみがある。


この日は当初の予定では始発に乗って少し移動し、開けた場所で臨時急行「きたぐに」を撮影する予定だったが、昨日の長時間移動にやられ撃沈。正確に言うと、目は覚めたものの、あまりにも体がダルくて2度寝。583系ならまた別の機会に撮影できると強気な姿勢でいたが、はたして今後いつまで「きたぐに」は設定されるのだろうか。


結局心行くまで爆睡し、快速「くびき野」1号で新潟を目指す。指定席を取ろうと思ったが、時間がギリギリで駅に着いたときには指定席券売機で発券できず、とりあえずホームへ。18きっぷ利用者で混雑しているのかなぁと思ったが、意外と空席が多くあり、自由席で十分だった。ただ、これは夏休み中でしかもお盆期間なので、普段の乗車率は全く変わるかもしれない。ちょうど1時間で新潟へ到着し、ロッカーに荷物を入れて、身軽になる。今回の旅行で1番のメインは117系の撮影だったので、少しホッとしたというか、正直それ以降はあまり計画を立てていなかった。いろいろ迷ったがとりあえず本数の多そうな越後線に乗ることに。越後線は今回初めての乗車だったが、路線の雰囲気が自分の予想と大きく異なり驚いた。長岡地区の信越本線みたいな感じでひたすら田んぼの中を走り続けるのかと思っていたが、実際には住宅地の間をくねくね走る。雰囲気的には小野田線みたいな感じかな。線路のすぐ近くに家があり、私鉄のような感じ。JRといえば信越本線のような路線をイメージする自分にとってはビックリ。列車はしばらく住宅地の中を走っていたが、内野西が丘というバス停のような名前の駅を出ると急に辺りが開けてきて田んぼばかりになった。あまりにも露骨に差があるのでここでまたビックリ。あとは終点の吉田までこのような田んぼが広がる景色が続く。



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                      越後線は6両編成の列車が多い。

吉田に到着し、弥彦線に乗ろうと思ったが時刻表を見て愕然。全然本数が無い! しかも、駅前で時間を潰そうにも何も無い。少し歩けば何かあるのだろうが、すごい暑いしあまり歩く気力も無かったので、とりあえず吉田駅付近で越後線の撮影をして時間を潰すことに。まぁあまり良い写真は撮れなかったが、暑くてそんなことはどうでもよかった。線路沿いを歩いていると隣の北吉田駅まで来てしまった。歩いて戻るのは面倒なのでそのまま列車を待って吉田に戻り、弥彦線に乗車する。弥彦線は2両編成のワンマンだが、とても古そうな車両が使われていた。乗降用扉がペンキで塗装されているのには驚いた。



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                       終点の弥彦に停車する弥彦線

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                          なぜかとても立派な弥彦駅


10分かからないくらいで終点の弥彦へ到着。越後線との接続駅である吉田駅がとても寂れていたので、越後線よりもさらに本数の少ない弥彦線の終点はどうなっているのかと期待していると、予想をはるかに上回る立派な駅舎があるではないか! 観光地だからなのかな。残念ながら鉄道の利用者は少なかったが駅前は割とお店があり、観光案内などもいくつかあった。駅前の看板にあった弥彦神社というところへ行ってみたくなったが、神社まで行くと帰りの列車に乗れなくなってしまうので断念。


今回は弥彦線に乗るだけとなってしまったが、次回また来て走行写真撮影&観光をしたいと思う。


117系の撮影を無事終了したあとは熱田へ。先ほど撮影した117系電車が留置されているので、それを見に行く。



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運が良いことに、国鉄色はホームから一番撮りやすい位置に止まっていた。列車が留置されている位置の関係で残念ながら全車両の形式写真は撮影できなかったが、非常に多くの写真が撮れた。また、跨線橋の上から屋根上の写真も記録することが出来、模型製作の時の資料集めも出来た。写真の位置とは反対側(名鉄側の線路)にも117系が留置されており、かなり綺麗な形式写真が撮影できるが、午前中は逆光である。


熱田での撮影を手早く終えたらすぐに東海道線で名古屋へ。名古屋から中央線経由で長岡を目指す。名古屋へ来ることは今までに何度もあったが名古屋地区の中央線を乗り通すのは今回が初めて。中央線沿線は景色が綺麗と聞いていたので大きな期待と少しの不安をかかえ、中央線に乗る。発車時間ギリギリだったがあっさり座席を確保でき、中央線の旅が始まる。中途半端な時間だったが編成が長かったからかな。名古屋付近は普通の通勤路線という感じで、東海道線沿線よりも街が発展している印象を受ける。一昔前に4扉の103系電車が走っていたことにも納得がいく。本当は沿線の景色を注意深く観察していたかったが、この日は始発に乗るために早起きしたこともあり途中で撃沈。気づいたら中津川到着直前で、車窓は畑や田、山になっていた。ちょうどお昼の時間だったので昼食を取りたかったのだがホームに売店が無く、立ちそばも反対側のホームに行かなくてはならなかったので断念。乗り換え時間にもう少しゆとりがあれば行けたのだが・・・


中津川から塩尻方面の列車に乗り換えるわけだが、ここで名古屋駅出発時の不安が的中する。中津川からの列車は2両編成なのだが、信じられないくらい混雑しているのだ。しかもみんな大きな荷物を持ってるからかなり窮屈。この列車に何時間も乗り続けるのかと思うとそれだけで疲れてしまうが、不幸中の幸いというか、天気予報が外れてこの日は晴れだったので、沿線の綺麗な景色を楽しむことは出来た。まず中津川を発車した直後に見える川がとても綺麗。中央線は何度も川と並走したり鉄橋を渡ったりするが、この辺りが一番きれいだったかな。中央線は山に沿うように線路が敷かれており、カーブが多かった。特急が止まらない坂下や、一部列車が停車する南木曽で少し大きな動きがあったが、ほとんどの客は塩尻まで乗り通していた。


列車は松本行だったが、この列車に乗り続けても接続する列車が変わらないこと、また自分の空腹が限界だったこともあり塩尻で下車。塩尻では駅構内からだと店の入り口が極端に狭い立ちそば屋へ(詳しくは8月17日の記事へ)。立ちそばを食べたあとは、貴重だと思いながらも意外と撮影することが少ない123系を撮影し時間をつぶす。


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塩尻からはJR東日本管内になる。ここから何度か乗換を経て長岡まで行ったのだが、すべて115系電車だった。国鉄型王国と言われた房総地区ではとっくに113系が引退してしまったのに、長野~新潟地区は115系の勢力が強いですねぇ、まぁ近いうちに211系に置き換わるのでしょうが。いつもなら真っ先にボックスシートに座るのですが、今回は荷物があったのであえてロングシートに座りましたが意外とロングシートもいいですね。特に信越線内で海が見える区間は、真正面に海が大きく見えてなかなか爽快でした。



115系を乗り継ぎ、なんとか長岡へ到着。駅近くのラーメン屋で夕食を済ませ、明日に備える。この日は朝一で117系を撮影した以外はずっと移動時間で、本当に列車に乗っている時間が長かったなぁ。




旅行開始。旅行前日の夜までバイトがあり、けっこうハードな日程だったが夏休みは限られているから仕方ない。疲れのせいか家に切符を忘れたり色々あったが、結果的に予定通りの列車に乗る。今回は18きっぷを利用した旅行なので、基本的に在来線を利用することになる。普通列車に乗り続けると思うと、それだけで疲れてきそうという人もいると思うが、中学の頃から在来線で何度も大阪へ行ったことがある自分には、今回の目的地である大垣なんて楽勝である 笑


この旅の最大の関門は熱海からの列車に座れるかどうか。乗車時間が結構長く、また途中駅で大きな客の動きがあまり無いので、ここで失敗すると立ち続けなければならない可能性が高くなる。ただ、お盆期間だったせいかこの日は6両編成での運行となっており、余裕で座席を確保できた。3扉・ロングシートの広々とした床にはキャリーケースなどの大きな荷物が並び、網棚にもお土産と思われる紙袋がズラリとならんだ。乗車したのが島田行きだったので、島田で浜松方面の列車に乗り換えると、ほとんどの乗客も自分と同じように乗り換えた。きっと全員18きっぷ利用者なのだろう。島田からの列車は結構混雑していたが、みんな大きな荷物を持っていたのでお互い様というか一種の連帯感のようなものがあった。いま思うと修学旅行列車のようなあの異様な光景は写真に撮っておけばよかったかなぁ。


静岡地区ではかなり強い雨が降っており、また今後の目的地が軒並み雨だったので憂鬱な気分になっていたが、浜松は晴れておりとても暑かった。浜松で下車したのは浜松工場付近に放置されている117・119系を撮影するため。バス停から15分くらい歩いたところに大量の119系が留置されていた。



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何両くらいの119系が残っているのかと思ったら、むしろ壊された車両の方が少なかったみたい。あとから調べてみたら陸送された車両もあったみたいで嬉しい誤算。まぁ普通は事前に下調べするんだけどね(;^_^A

いろいろと調べていたら鉄道界には結構いろんな動きがあり、数カ月であっという間に取り残されてしまうことを実感。最近は本当にいろいろなことが変化するのが早いですねぇ。


本当は形式写真等が撮れると良いのだが、線路沿いの公園の線路側には木が植えられており断念。


暑さにやられながら浜松方面を目指して歩いていると、友達に教えてもらった「さわやか」を発見。混んでいたがなんとかお店に入る。このあたりは8月15日の記事を見てください。


昼食後は一度大垣に行き、ホテルに荷物を置いた後名古屋へ。エスカの山本屋で味噌煮込みうどんを食べた後お土産を物色し、旅程変更で不要となったMLの指定券を払い戻す。名古屋へ行くたびに思うのですが、名古屋のみどりの窓口って独特ですよね。長~い通路に沿って横に長~い窓口があるという非常にシンプルな構造ではあるけれど、全国的に考えてもあんなに横に長い窓口って意外と珍しいんじゃないでしょうか。