民主主義とは、すべての価値観の存在に承認を与える価値観である。民主主義への参加は、この考え方においては、目的に達するための手段ではなく、それ自体が目的である。・・・・ ルイ・メナンド
すべてはそれぞれが独自に発信するものである。
「正しい」信念(いわゆる客観)の存在を、メナンドは前提としていない。あらゆる信念が、それを必要とする状況の相関項として把握され、その自他に対する意味合いが再提示されることになる。・・・・ 訳者あとがき
たぶん「パズル」のように、現代に対し、すべてを各自が、1ピースとして、出し尽くす必要がある。そうでなければそれは完成しないし、整合性を持たないからだ。つまり出し尽くされていないという「欠陥」を探すべきなのだ。
こうして多様性は容認される。
最後の1ピースが全てに影響を与え、しかもそれがすべてをひっくり返す大逆転、「オセロゲーム」である可能性も、歴史的であり、科学的であり、民主的なのだ。
参考文献
「メタフィジカル・クラブ」 ルイ・メナンド 著