昨夜寝ていたら、夢の中で
内側が大きなガラス張りで高くに設置されている部屋が一周まわってグルっとある建物。大きく別れた部屋が全て内側を向いているそのガラスの向こう側にたくさんの部屋が見えた。
私は大人数でそれを観ている中の一人だったのだけれども、急に人がガラスへと群がり、部屋の中の人達の手や顔がガラスに這いつくばると同時にその部屋が少し傾いた。重さのせいか、なぜかは分からなかったがその大きなガラスが割れ、人が高い建物の部屋から次々と落ちて行き、ガラスで体に怪我をしながら地面にぶつかった人の体が次々と死んでいく。それがこの内側がガラス張りの建物の2部屋で起ったのを見て、死体が気持ち悪かったのと同時に、どうしてあんな風によってたかってガラスに人が一斉にたかっていったのかが理解できなかった。こういった部屋の一つに私も含めて収容されたのだけど、お風呂やトイレはついているし、部屋が汚いということもない。
けれどもガラスへ近づいて死んでいってしまった人々を見た私達は、あの大きなガラスにだけは近づかないようにしようと決めていた。ガラスには近づかず、なにも暇をつぶすようなものもない部屋で
何ヶ月も過ぎて行く。周りの人達はとりあえず座りこんで話たり、ぼーっとしたりしているのだが、
気づけば1月1日でお正月が来ていた。毎日ただ座ったりするだけの毎日でとにかく退屈なのだけれども正月が来ても、誰もお祝い気分でなく、気づけば自分の誕生日も12月だったのに何事もなく過ぎて行ってしまったことに気づく。
何も面白いことが無い中、何人かの人がガラス窓を見ているのが目につく。外には霧が立ちこめているだけなのだけど、なんとなく人のガラスへの距離が近くなっているように感じた。
少しづつガラスへの距離が近くなっていく人達の目がなんだか不思議な感じで、そこにいるのかいないのか、よく分からないような虚ろな目をしている。
そうこうしながら日々が過ぎて行くと共に、部屋の中のたくさんの人が窓の方を向いていて、距離も最初よりはずいぶんと近い。
まだ霧は立ちこめているのだか、部屋の中の様子といい、霧といい、不気味である。
すると、何を見たのか、キャーという叫び声がし、次々とそれに叫び声がつづく、人がどんどんガラスへとおかしくなったかのように手や顔を近づけて、体重をかけている。
目の前の霧は少しづつ晴れてきているその向こう側では恐ろしい顔をした大勢の人がガラスにこちら側同様這いつくばっている。死んだ人のような顔だ。
叫び声はとまらず、窓ガラスが割れ、次から次へと私達が最初にその建物から人が落ちて行くのを見たように、人々が落ちて死んだ。

そんな夢。ちょっとホラーというか、これ実際夢に出ると結構怖いです。
なんでこんな夢を見たのかちょっと考えてしまいました。
これを簡略化して友達にこんな夢みたよと教えたら笑われた。
私が話すと怖さは一切伝わらないらしい。