ナッキーさんです。
なんの変哲もないご飯食べてるの図ですが、
ナッキー、の名前の由来は「鳴き猫」だから。
なのですが、特にここ数週間(10月に入って)は鳴くこともなく、外へお散歩に行くでもなく、家の中や玄関先(庭先)にいることが多くなり、ご飯もあまり食べなくなり、今年の夏は特に暑かったこともあり、夏バテなのかな、と思っていました。
先週からは寝てるのだけど呼吸が荒くなり、ちょっと変だなと思って翌日お医者さんへ。
診断結果が表題の「ヘモバルトネラ症」
溶血性貧血というそうで、細菌(ヘモバルトネラフェリス)が赤血球を破壊して酸素や栄養を運べなくなる血液の感染症だそうで、呼吸困難や食欲減退、貧血から死亡することもあり、伝染性もある(感染経路は解明されていない)そうですから注意が必要です。
抗生剤の投与で治るそうなので現在はお薬で治療中です、一週間程して診察に行ってきましたが快方の方向には向かってるようなのでひとまずは安心です。
ひところはご飯も水も飲まずうずくまってるだけでしたが、今ではご飯水も飲むようになり食欲も回復してきました。
考えてみれば9月中頃から元気がないような感じでしたし、よく近所のお宅へ(4~500m離れてる)も行ってたようなんですが、「最近ナッキーちゃん見ないけど~元気?」とうちのおばさんが言われてたそうです。行く元気がなかったんだなと思います。
やはり、大きな行動の変化には何かある、と言うことでもう少し早く気がついていれば良かったと思います。
ヘモバルトネラ症
ヘモバルトネラ・フェリスという病原体が赤血球の表面に付着することにより、赤血球がどんどん破壊されて貧血になる病気です。
猫から猫へ伝染するため、「猫伝染性貧血」とも呼ばれています。
症状:貧血によって元気や食欲がなくなる、粘膜が白くなる、呼吸が速くなる、痩せるなどの症状がみられます。ヘモバルトネラ・フェリスの消失・出現に比例して赤血球数が増減しますが、次第に貧血が進行して死亡することがあります。
また、猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)など免疫力の低下を招くようなウイルス感染症に感染している場合は、貧血がさらに重度となり、命に関わることもあります。ヘモバルトネラ症は、治療によって症状を回復させることはできても、病原体を完全に退治することはできないため、猫は生涯保菌者となり、再発する可能性があります。とはいえ、いったん回復すれば、再発せずに生涯を終える猫がほとんどです。
予防:ヘモバルトネラ症には、現在、確実な予防法はありません。ただし、ノミやダニの予防・駆除剤の定期投与などで感染を抑えたり、猫同士のケンカをできるだけ避けるような飼育方法(避妊・去勢手術、室内飼育など)をとることで、予防できると考えられています。
(猫の病気から一部抜粋)