かれこれ6年前の読書記録をPC内で発見したものを、誰も読まないだろうとたかをくくりクラウドに保存する感じでアップしておいた。
しかしなあ、おやじになると、ぜんぜん成長しなくなるな、と危機感を感じたわ。
なんでこれが書店で平積みになってんだ。買って読んでしまったではないか。
サブプライム問題が米国産なのに日本株式市場の方が下落が激しいことを説明している本がある、という話を人から聞き遅まきながら手に取った。
マクロ経済の視点から構造的に説明をしており、なるほど感がある。特に「どれほど深刻にどれだけ長く景気が低迷するか」という点に答えている。
すなわち経済危機は(第3章)米国人の過剰消費が主犯で(第4章)過剰消費を支えた日本人が共犯だ、という。そして今後(第6章)米国人の贅沢のツケ(経常収支赤字)が半減する迄の数年間は日本経済は悲惨だ、でもそれは日本が構造改革を怠った(輸出依存型のまま)ツケだねと。
現場にいる人間からすると部分的には「そこは違うと思うなあ」のはあるものの、時代の解説書としては明快かつ平易でもあり、必読書。
一連の状況がサブプライムとか金融セクターの問題だった頃、金融関係者執筆による証券化商品とはなんぞや的な書籍が書店に平積みされていたが、最近はガルブレイスとか本書なんかにとって代わられていて、問題が実体経済へのシフトしているんだなあとしみじみ思った。
なぜなら、日本など経常収支黒字国が米国債を購入することで資金を赤字の米国へ還流させ、米国の消費社会を支え、その消費によって日本の輸出が潤い、経常収支黒字を生み出していたという循環が、今般逆回転し始めたからだという。
サブプライムのデフォルトで住宅競売が大量に発生することで米国消費が減少する結果景気が後退する懸念があると早くから言われてきた。
しかしガルブレイズの1929なんか読んで「あのときよりFRBは賢く振舞っているし、グローバルに協調対応しているから、大恐慌にはならんだろう」と漠然と高を括っていたし、サブプライム残高を計算してその規模が日本の不良債権問題のときの規模と比べて大したことないとかどうとかの議論があった。
ところがポールソンのリーマン潰しよって事態が収拾できなくなったというのもあるだろうが、筆者とかソロスが言うようにもっと構造的な状況で捉えると、
マクロ経済の視点から構造的に説明をしており、なるほど感がある。特に「どれほど深刻にどれだけ長く景気が低迷するか」という点に答えている。
すなわち経済危機は(第3章)米国人の過剰消費が主犯で(第4章)過剰消費を支えた日本人が共犯だ、という。そして今後(第6章)米国人の贅沢のツケ(経常収支赤字)が半減する迄の数年間は日本経済は悲惨だ、でもそれは日本が構造改革を怠った(輸出依存型のまま)ツケだねと。
現場にいる人間からすると部分的には「そこは違うと思うなあ」のはあるものの、時代の解説書としては明快かつ平易でもあり、必読書。
一連の状況がサブプライムとか金融セクターの問題だった頃、金融関係者執筆による証券化商品とはなんぞや的な書籍が書店に平積みされていたが、最近はガルブレイスとか本書なんかにとって代わられていて、問題が実体経済へのシフトしているんだなあとしみじみ思った。
なぜなら、日本など経常収支黒字国が米国債を購入することで資金を赤字の米国へ還流させ、米国の消費社会を支え、その消費によって日本の輸出が潤い、経常収支黒字を生み出していたという循環が、今般逆回転し始めたからだという。
サブプライムのデフォルトで住宅競売が大量に発生することで米国消費が減少する結果景気が後退する懸念があると早くから言われてきた。
しかしガルブレイズの1929なんか読んで「あのときよりFRBは賢く振舞っているし、グローバルに協調対応しているから、大恐慌にはならんだろう」と漠然と高を括っていたし、サブプライム残高を計算してその規模が日本の不良債権問題のときの規模と比べて大したことないとかどうとかの議論があった。
ところがポールソンのリーマン潰しよって事態が収拾できなくなったというのもあるだろうが、筆者とかソロスが言うようにもっと構造的な状況で捉えると、
書店の勝間コーナーで平積みになっていたうちの一つで、こっちもついつい。
ロバート・キヨサキ的にだらだら長が、エッセンスはなるほどなるほど。
後半は座って紙とペンをもってしっかり読み進めないとならない。マジメにやると効用はあると思う。
次回読むときにやってみようと思う。
ロバート・キヨサキ的にだらだら長が、エッセンスはなるほどなるほど。
後半は座って紙とペンをもってしっかり読み進めないとならない。マジメにやると効用はあると思う。
次回読むときにやってみようと思う。
脳ブームっぽい感じで本屋の平積みにあったので。
セロトニンという言葉以外、さほど刺さる話はなかったような気がする。
セロトニンという言葉以外、さほど刺さる話はなかったような気がする。
勝間本から流れ着いてつい読んでしまった。
私も弱点は克服することが正しい努力だと考えていたが、それは間違いで各人が持ち合わせている才能を磨くことが正しいあり方だという。この認識を得られたことは自分にとって意味があった。
もっとも、持ち合わせている才能を見つけるためのテストを、ウェブ上で提供しているのが、本書の価値の大部分だというのは、多くの人が指摘している通りだと思う。
まずウェブ上のテストをして自分の強みを5つ特定した上で、本書を読む、という順番でないと、34もある資質を網羅的に記述されているので退屈かも。
天賦の才がない領域は、努力しても適わない、というのは身も蓋もなく、最初にガッカリするが、持ち合わせている才を磨くことで可能性が開けるよというのが本書のポイント。
本書のタイトルや対象領域からすると、勝間本での言及がなければ間違いなく手にしなかったとと思うが、一読(+ウェブ上のテスト)する価値はあったので、勝間本にも感謝。
私も弱点は克服することが正しい努力だと考えていたが、それは間違いで各人が持ち合わせている才能を磨くことが正しいあり方だという。この認識を得られたことは自分にとって意味があった。
もっとも、持ち合わせている才能を見つけるためのテストを、ウェブ上で提供しているのが、本書の価値の大部分だというのは、多くの人が指摘している通りだと思う。
まずウェブ上のテストをして自分の強みを5つ特定した上で、本書を読む、という順番でないと、34もある資質を網羅的に記述されているので退屈かも。
天賦の才がない領域は、努力しても適わない、というのは身も蓋もなく、最初にガッカリするが、持ち合わせている才を磨くことで可能性が開けるよというのが本書のポイント。
本書のタイトルや対象領域からすると、勝間本での言及がなければ間違いなく手にしなかったとと思うが、一読(+ウェブ上のテスト)する価値はあったので、勝間本にも感謝。
本屋に行くたびしつこく平積みになっている勝間本。つい手にとってしまった2冊目。
セレンディピティって聞いたこと無かったが、「偶然を幸運に変える」技術を4つ(脳内フレーム120%活用法、即断即決法、パーソナル資産増強法、人間関係の兵法)にまとめて、それぞれでまたホップ・ステップ・ジャンプの3項目で整理する。
フレームワーク化して、ラベルを貼って整理してあって、読者フレンドリーである。まるで学生向けの学習参考書のよう。いい意味で。
巻末付録で勝間式グッズ(それもカラーページ)というのは笑った。
セレンディピティって聞いたこと無かったが、「偶然を幸運に変える」技術を4つ(脳内フレーム120%活用法、即断即決法、パーソナル資産増強法、人間関係の兵法)にまとめて、それぞれでまたホップ・ステップ・ジャンプの3項目で整理する。
フレームワーク化して、ラベルを貼って整理してあって、読者フレンドリーである。まるで学生向けの学習参考書のよう。いい意味で。
巻末付録で勝間式グッズ(それもカラーページ)というのは笑った。
ジョブズが再度休養にはいったのにちょっとショックを受けていたタイミングで、書店で平積みになっていたので手に取った。
著者がジョブズをどこまで知っているのかは分からないが、メディアなどを通じて再構築したジョブズの姿は、分かりやすいキャラ付けが出来ている。
とてつもなく自己中心的で、とんでもなくディマンディングで、とほうもなく強烈なゴール追求力、それらは天然だろう。相手のことなどお構いなしのジコチューなアメリカ人にはよくいるが、ジョブズの場合それが図抜けている。
本書のテーマ「人を動かす」という点では、単にディマンディグに振舞っているだけとは言わないが、強く目標に向かう中でそう振舞うことが重要なのだろう。
本書には出てこないが、相手のことなど考えもしない酷薄さは、もしかすると彼の生い立ちに関係しているかも。強烈なキャラ故に、大きな成功と深く長い挫折、そして復活と、浮き沈みが激しい半生はまるでドラマのようだ。
今回も無事復活を願うばかりだ。
著者がジョブズをどこまで知っているのかは分からないが、メディアなどを通じて再構築したジョブズの姿は、分かりやすいキャラ付けが出来ている。
とてつもなく自己中心的で、とんでもなくディマンディングで、とほうもなく強烈なゴール追求力、それらは天然だろう。相手のことなどお構いなしのジコチューなアメリカ人にはよくいるが、ジョブズの場合それが図抜けている。
本書のテーマ「人を動かす」という点では、単にディマンディグに振舞っているだけとは言わないが、強く目標に向かう中でそう振舞うことが重要なのだろう。
本書には出てこないが、相手のことなど考えもしない酷薄さは、もしかすると彼の生い立ちに関係しているかも。強烈なキャラ故に、大きな成功と深く長い挫折、そして復活と、浮き沈みが激しい半生はまるでドラマのようだ。
今回も無事復活を願うばかりだ。
購入してから長らく積読状態で、年始に読んだ。
オバマ米国の政治経済の考え方の手がかりになるかも、と思い、再度斜め読み。
米国では70年代以降大企業が競争力を強めた結果、資本主義が猛威を振るい「超資本主義」と呼ぶべき状況が生まれ、同時にワシントンで企業ロビイスト達が行政立法へ影響力を行使する等、公共利益を追求する市民の力が衰退しているという。つまり資本主義と民主主義のバランスが崩れ、格差拡大や環境問題といった社会の歪みが生じている。
我々はバランスを取り戻すために、消費者/投資家として市場経済に参加することと、市民として責任をもって民主主義に参加することとを分けて意識すべきと結ぶ。
カツマーが解説で言う、この本の特長である「市民としてどのように行動すべきか明確に指針を示している」部分は、あんまり具体明確にはわかなかった。
しかし少なくとも普段意識しない民主主義を経済との関係から考える良い機会となった。
オバマ米国の政治経済の考え方の手がかりになるかも、と思い、再度斜め読み。
米国では70年代以降大企業が競争力を強めた結果、資本主義が猛威を振るい「超資本主義」と呼ぶべき状況が生まれ、同時にワシントンで企業ロビイスト達が行政立法へ影響力を行使する等、公共利益を追求する市民の力が衰退しているという。つまり資本主義と民主主義のバランスが崩れ、格差拡大や環境問題といった社会の歪みが生じている。
我々はバランスを取り戻すために、消費者/投資家として市場経済に参加することと、市民として責任をもって民主主義に参加することとを分けて意識すべきと結ぶ。
カツマーが解説で言う、この本の特長である「市民としてどのように行動すべきか明確に指針を示している」部分は、あんまり具体明確にはわかなかった。
しかし少なくとも普段意識しない民主主義を経済との関係から考える良い機会となった。
建築家安藤忠雄の自叙伝。
「住吉の長屋」から「表参道ヒルズ」や「渋谷駅」までの40年間の仕事をたどりつつ、その経緯や思いを語っている。
著者の建築は、過密都市に狭小住宅を作ることでスタートし、それはある種の社会への反逆や反体制の思想が出発点にあったと述べる。建築を取り巻く環境や著者のステージが変わっていく中で、オリジンを失わずに居続ける難しさも読み取れる。
異端の建築家がどのような軌跡を辿り、現在に至ったのか。大阪という場所が非エリートの活躍の場を与えてきたのが一つだろうが、結局は本人の、育った環境とそれらが育んだ著者のキャラが果たした役割が大きい、と読んだ。
自伝だからこそ描きえる話や思想を触れられて興味深かった。
「住吉の長屋」から「表参道ヒルズ」や「渋谷駅」までの40年間の仕事をたどりつつ、その経緯や思いを語っている。
著者の建築は、過密都市に狭小住宅を作ることでスタートし、それはある種の社会への反逆や反体制の思想が出発点にあったと述べる。建築を取り巻く環境や著者のステージが変わっていく中で、オリジンを失わずに居続ける難しさも読み取れる。
異端の建築家がどのような軌跡を辿り、現在に至ったのか。大阪という場所が非エリートの活躍の場を与えてきたのが一つだろうが、結局は本人の、育った環境とそれらが育んだ著者のキャラが果たした役割が大きい、と読んだ。
自伝だからこそ描きえる話や思想を触れられて興味深かった。
